エアコン修理作業中です
まだまだエアコン修理の季節は続く…
8月も終盤に入って参りましたが、エアコン修理のご依頼はまだまだ
途切れません
来週あたりは日中の最高気温が30℃超えが予想されていますしね(暑)
暑さ対策としてのエアコン使用はもちろんですが、これから来る秋の
長雨のシーズンには除湿機として活躍するのがエアコンです
今日のお客様も秋シーズンに備えてエアコンの修理を済ませたいとの
ご意向のオーナー様でした
画像の説明
写真1/修理ご依頼の車輌です
…日産マーチ(E-K11)ですね
写真2/エンジンルーム前部
…ラジエターの前部にある部品がコンデンサーです
写真3/コンデンサー(旧)
…フィンが汚れ、目詰まりしている状態です
写真4/コンデンサー(新)
…交換する新品コンデンサーです やっぱりキレイです
写真5/エアコンフィルター(旧)
…ホコリでかなり汚染された状態でした
写真6/エアコンフィルター(新)
…新しいフィルターに交換します
写真7/クリーンフィルター
…意外とエアコンフィルターは忘れられがちデス
写真8/エキパン(旧)
…エバはそのまま残しエキパンのみ交換します
写真9/エキパン(新)
…新しいエキスパンションバルブです
マーチのオーナー様は夏前からエアコンの調子が悪く、ディーラーや
カー用品店で点検をしたのですがはっきりとした故障原因が判らない
と診断され困っていたようです
お盆を過ぎた頃になってWEB情報で当店をお知りになり、故障診断
依頼を頂き、本日ご来店されました
点検後の当店での判断はガス漏れやコンプレッサー異状等の問題は無
いものの、コンデンサー等に詰まりが発生している為エアコンサイク
ルにガスが廻らない状態になっているとの結論となりました
冷媒(エアコンガス)は充分に充填されているのですが、詰まりによ
りエアコンシステムに冷媒が循環しない為、コンプレッサーがサイク
ル内にガスが無い状態との認識を行いエアコンが動作しないもしくは
動作不良を起こす要因となっています
コンデンサーはコンプレッサーで圧縮された高温、高圧の冷媒を冷却
して液体にすると言う重要な機能を果たしています
コンデンサーで冷却不良が起きると冷媒が正常に液化せず、冷房能力
の低下にも繋がります
また、マーチを始め一般的な車輌では室内側のエアコンユニット内に
エアコン用のクリーンフィルターが設置されています
このフィルターを取り外してみたところ、画像でもご確認頂ける通り、
かなり汚れていました
車内のホコリやタバコ、車外の塵埃、花粉、ディーゼルダスト等を取
り除く効果を担う部品ですが、この状態ではフィルターとして機能し
ないばかりで無く「エアコンを付けると臭い」「エアコンの風量が少
ない」等のトラブルの原因となります
(お客様のお車で、上記のような症状が出ている場合はフィルターの交
換をご検討されてはいかがでしょうか)
今回のエアコン修理作業では、コンデンサーの脱着交換をメインに、
以下内容の修理を行うご提案を行いました
・コンデンサー不良脱着交換
・エキスパンションバルブ交換
・エアコンフィルター交換
・リキットタンク交換
マーチのオーナ様に診断結果の報告、作業内容のご提案、見積書の提出
を行ったところ、本日はその場でご承諾を頂き修理依頼を承る事が出来ま
した
お客様より
「電機のプロの診断であれば異論はありません お任せします」
とのコメントまで頂きました
有り難い限りです(涙)
オーナー様によると他のお店で判らなかったエアコン不具合の原因を的
確に判断し、リカバリーのご提案がすぐに出来た事で信頼を頂けたよう
です
心の中で小さくガッツポーズですね(笑)
やはりその部分は自分も電装専門店として、自動車電装整備有資格者と
してこだわりを持ってやっている部分ですので、評価を頂いて非常に嬉
しく思います
「この仕事をやってて良かったなぁ」と思う瞬間でもあります
大変なこともたくさんありますが…
あ、まだ修理作業は終わっておりません
現在続行中でした
感慨にふけってる場合ではありませんね。。。
お客様のご期待を裏切らぬよう、しっかりと修理及び整備調整作業を行
わせて頂きます
それでは仕事に戻ります
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