エアコン修理 CR-X デルソル
5月になりました(*^。^*)
今日もいい天気でしたね~
気温は25℃前後なんですけど、湿度が低いからあんまり暑くない
カラッとした晴天で、とても過ごしやすかったです
まさに、窓を開けてのドライブ日和♪だったかも知れません
そんな訳で、この季節の快適ドライブに持って来いのお車「ホンダCR-X デルソル」のエアコン修理の様子をご案内致します
平成6年のE-EG1です
懐かしいスポーツクーペですね
新車登録が15年前のお車ですが、最近塗装仕上げを行ったとの事で外観はピカピカでした
こちらのお車は、エアコンのスイッチを入れるとエンジンルーム内から異音がするとの事で点検依頼を頂きました
点検を実施したところ、エンジンルーム内からの異音はコンプレッサーが発生源となっていました
原因はエキスパンションバルブの詰まりです
15年も乗られてきたお車ですので、経年劣化と言っても良いかと思いますが、エアコンサイクル内に油汚れや金属粉等の異物が発生し、調整用のバルブが詰まってしまう事があります
この状態でコンプレッサーを稼動させようとしていた為コイルに負担が掛かり、コンプレッサーは焼き付き寸前の状態でした
この為、運転中にエアコンスイッチを入れると金属同士が擦れ合う様な異音が発生していたのだと考えられます
コンプレッサーの故障以外にも、こちらのデルソルはエアコンユニット及びコンデンサーにガス漏れが発生していました
特にコンデンサー部のガス漏れは、フロントグリルの隙間から覗き込んだだけでも漏れているのが確認出来るほどでした
故障診断の結果、エアコン修理としてはかなり大掛かりな作業になる事が判りました
オーナー様も、「予想を上回る修理金額だけど、永く乗りたい車だから…」との事で修理を実施させて頂く運びとなりました
コンプレッサー交換、エバポレーター交換、コンデンサー交換、エキパン交換等々が修理の内容になります
中央の黒ずんだ部分がガス漏れの箇所です
ガスと一緒に漏れ出したオイルの油分に、空気中の塵埃が付着して汚れているように見えています
ホンダの純正部品を使用して交換します
エバポレーターに枯葉やゴミがたくさん付着していました
エアコンを外気導入で使用していると、どうしても社外のゴミや排気ガス等を吸ってしまうのですが、ちょっとこれはゴミが付きすぎでしたね(*_*;
メーカー製のリビルト製品ですので、新品同様のスペックが期待出来ます
配管内部のゴミ、錆等がエキパンの内部に溜まり、詰まりを起こすことが多く、エアコン故障の大きな原因の一つとなる機関です
サイクル内のゴミを取り除く装置です
こちらもとうに寿命を過ぎていたので新品に交換です
これらの部品を全て組み上げ、同時にエアコンサイクル内の洗浄、清掃作業を行います
ラストにガス冷媒をチャージしてエアコン修理作業は終了です
R12のフロンガスを3本、真空引きで充填しました
今回のエアコン修理では、メインの機関をほぼ新品に交換致しましたのでエアコンに関しては新車時のポテンシャルが発揮出来そうです
試運転では、もちろん絶好調でした(*^。^*)
お客様にお車をお引渡しの際、修理完了したエアコンを効かせてお帰りになるのかと思いきや、
「天気が良いので、屋根をオープンにして帰ります(^_-)-☆」
との事で、電動開閉式のルーフを開き、エアコンを使用せずオープンカー状態でにさっそうと帰って行かれました
さすがデルソル、「太陽の」車ですね^^;
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