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くるまの電機やさん日記(新)

「見なきゃ良かったエバポレーター」 エアコン修理日誌

『エアーをきれいに!!』



本日はエアコン修理を行いました

9月になりましたが、まだまだ残暑が厳しいですよね
たとえ冬になっても除湿や空調にとエアーコンディショナー
は結構使う機会があると思います

カーエアコンの調子が気になる方は一度点検を依頼されて
はいかがでしょーか!?






それでは作業の様子です



イメージ 1

今日のお車は日産180SXです
懐かしの名車!って云ったらオーナー様に怒られそうですね^^;

もちろん、現役バリバリのレース仕様車です!



イメージ 2

実はこちらのお客様は5月に一度点検見積を実施しました
その際は修理作業を行わなかったのですが、
「やっぱり、…暑いっ(汗)!!」
との事でめでたく(!?)修理作業を行わせて頂く事になりました



イメージ 3

エンジンルームです

レースチューンしておりますので、配管等が純正時に比べて
かなり複雑に入り組んでいます

この為、実際の作業もかなり大変でした(@_@。



イメージ 4

画像は取り外したコンプレッサーです
永い間、ご苦労様でしたm(__)m

修理内容は
・コンプレッサー交換
・エバポレーター交換
・高圧ホース交換
・リキットタンク交換  等々です

各機関からのガス漏れがひどく、ガスを充填してもすぐに
抜けてしまい、冷風が出ない状態でした



イメージ 5

新品のコンプレッサーです
リビルト品ですので純正新品の半分以下の価格で取付対応が出
来ます



イメージ 6

取り外したエバポレーター

かなり汚れてますね~(泣)
フィンがつぶれていたり、ゴミやらホコリやらが詰まっている
様子が判るかと思います

拡大写真をアップしようかと思っていたのですが、画像を確認
していたら自分が気持ち悪くなったのでやめときました(苦)

エバポレーターは車室内にエアコンの冷たい空気を送り出す機
関です
車のエアコン吹き出し口から出てくる風は、ここを経由して吹
き出して来るのです!!
(…ショック!)

画像のようにエバポレーターが汚染されていれば、エアコンサ
イクルに詰まりが生じ、風が出ない、風量が少ない等のトラブ
ルの原因になるのはもちろん、車内に向けて臭い匂いの風が出
て来ることがあります

もしエアコンのスイッチを入れると車内にイヤ~な匂いがした
り、カビ臭さが気になる場合はエバポレーターのトラブルを疑
った方が良いかも知れませんよ


自分の車に汚れたエバポレーターが付いていて、ここから出て
くる空気を

『う~んっ、冷たくてキモチいぃ~♪』

…とか言って日々吸い込んでたとしたらゾッとしますね。。。(怖)



イメージ 7

新品のエバポレーターです

ここから出てくる空気なら安心できそう~
深呼吸対応品!!、みたいな(笑)



イメージ 8

各種部品を組み上げた後、エアコンサイクル内を真空の状態に
してからガス冷媒(HFC134a)を充填していきます

業界で云う「真空引きガスチャージ」です

この作業が終わり、ガス圧の調整、運転試験を終えればエアコ
ン修理の工程は修了です




はい、今日も無事に完了致しました☆







お客様の180SXはエアコンの機能が回復しただけでなく、
室内の空気もきれいになりました

機能回復と環境改善に成功した訳です
…って、言い直さなくても良かったですね(笑)


快適なドライブ、そしてサーキットでも快調に走行できる環
境になったと思います

一般道では安全運転で、そしてサーキットでも充分気を付け
てカーライフを楽しんで頂ければ幸いです!!




次回は
「ETC車載器の装着!」でお世話になれればと思います


ご来店有難うございました(^^)