新型コロナのおかげでゴールデンウィークの予定も吹っ飛び、なんだか季節感さえ失せてきているような気もしますが、しばらくすると梅雨シーズンが始まります
ウィルスがあろうとなかろうと、梅雨はやってくるのです
エアコンが故障している、あるいは調子が悪い車にとっては梅雨の湿気は大敵
暑さ寒さはガマンできても、運転中にガラスが曇ってしまうのは避けがたい事態
とっても危険ですからね
車内の除湿もカーエアコンの大切なお仕事です
サンバーのエアコン修理事例をご紹介します
スバル サンバー
ＥＢＤ-ＴＶ１
平成２２年登録のお車です
雨の日にエアコンスイッチを入れても、ガラスの曇りが全く取れないことからエアコン不調に気がついたこちらのサンバー
現車を点検すると、クーラーガスの量が規定量に足りていないことが判りました
ガス漏れ、ですね
室内側エアコンユニットのエバポレーター
熱交換という過酷なタスクを背負って働くパーツですので、劣化による故障も多い機関です
アルミフィンの目がつぶれ、周囲のスポンジも剥離しています
こちらが新品のエバポレーター
きれいでしょ
こちらに交換します
高圧ホースもガス漏れ多発地点
そもそもゴムですからね
寿命があるのです
新品の高圧ホース
ここから１０年、頑張ります
リキットタンク
こちらのライフはもっと短い
内部の活性炭が水分を吸収しなくなったら機能停止です
ですのでエアコン修理の際は必ず交換しましょう
こちらはスバル純正部品のフィルターキット
新車時に付いていなかった模様なので追加設置しました
エアコンフィルターは比較的安価ですので、オプションで選べれば採用すべきパーツです
部品交換後はガスチャージ
新ガスのＨＦＣ-１３４ａを充填し、エアコン修理は完了です
サンバーのエアコン修理作業、本日も無事に終了
暑さがさほど深刻ではない時期には、ガラスの曇りでエアコン不具合を認識することもあるのです
思わぬトラブルに巻き込まれないためにも、エアコン不調は早めに対処しましょう(^_-)-☆
たまにタオルでウィンドウを拭きながら運転してる人を見かけますが、あれは薄目で運転するくらい危険だと思いますし
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