ＢＭＷのＥ４６に、２ＤＩＮナビをインストールです

ＢＭＷ　Ｅ４６

２００５ｙモデルのＭ３です

Ｅ４６には、センターコンソールに純正ナビ／ＯＢＣ（オンボードコンピューター）が
装着中

一般的には、社外のカーナビゲーションとのトレードは困難とされている車種です

今回装着するのは、カロッツェリアのサイバーナビ「エービック-ＶＨ９０００」です

現行のＶＨ９９００のひとつ前のモデル

旧モデルですが、ユーズドではなく新品のナビです

Ｅ４６への２ＤＩＮナビ取り付けには、専用のフィッティングキットを使用します

専用開発されたこのインストールキット無しでの、Ｅ４６への社外ナビ装着はあり得ません

かなり値段の高いパーツですが、そのテクスチャーにも高いクオリティがあり、価格分の価
値はある部品だと思います

ただし、専用のインストールキットを使用しただけでは社外ナビのインストールは出来ません

ＯＢＣを取り外すと、ナビを装着すべきスペースにはエバポレーターの配管と、スティールの
ケースが！！

ここが難関です

これをナントカしてオープンスペースを確保しない事には、社外ナビの取り付けはＮＧ

ただし、当店はそもそもエアコン修理を得意とする電装専門店ですので、エバポレーターの取
り扱いはお手のもの(*^^)v

詳しい手順は事情により割愛致しますが(^_^メ)、ご覧のように２ＤＩＮナビの取付スペース
が出来ました

ＢＭＷ　Ｅ４６への音声入力は、後部ラゲッジルーム内の純正オーディオアンプユニットへ
の配線接続です

こちらのＥ４６には、ハーマン・カードンサウンドシステムが装着しています

純正スピーカーをそのまま鳴らす為に、音声入力をラゲッジまで延長配線する作業が必要に
なります

純正アンプユニットへの、社外オーディオ信号入力の際に使用するレベルアダプター

今回は、Ｅ４６のオーナー様がお持ち込みになられたアダプターを使用します

ＢＥＮＺ用と記載されていますが、ＢＭＷにも適合します

純正オーディオの音声信号線をカット

ギボシ化してアダプターと接続

それを更に、延伸したＶＨ９０００のスピーカーケーブルと繋ぎます

これで、純正ハーマン・カードンシステムをカロッツェリアで鳴らす配線が完成します

カーナビオプションのバックカメラも一緒に取り付けします

リアガーニッシュにＮＤ－ＢＣ３０Ⅱを設置

カメラ躯体がブラックですので、ボディカラーに馴染んで目立ちませんね

こちらがナビをインストールした後のコンソールです

オリジナルのフェイスパネルで、違和感なくサイバーナビが収まっています

モニターを立ち上げるとこんな感じです

サイバーナビの地図画面

バックカメラの画像です

こちらはワイドモード

これはハイアングルモードの画像

画像処理している分、ワイドモードより画質が落ちてしまうのが難点

ただ、実用レベルでは問題ないと思います

地上デジタル放送受信中の画像です

サッカーのような動きの激しいスポーツをストレス無く見れるのは、高画質、高精細の地デ
ジの特徴ですね

ＢＭＷのＥ３９同様、Ｅ４６も純正ナビ／ＯＢＣを社外のナビにトレードしたくても、
加工取り付けできるショップが少なく困っているオーナー様が多いと思います

実は今回のＥ４６のオーナー様も、どこかで取り付け出来るだろうと思って、先にカーナビ
単体を購入してしまったそうです

ところが、Ｅ４６と聞くと２ＤＩＮナビの取り付けは不可能と答えるショップが多く、
気が付くとＶＨ９０００は旧モデルとなってしまいました

ですので、前モデルのＶＨ９０００を新品のままお持ち込みだったのですね^^;

みなさまのお近くで、Ｅ３９やＥ４６のナビトレードの事で困っている方がいらっしゃいま
したら、このブログをこっそり教えてあげて下さいませ

きっと喜ばれると思います

ワタクシ達も喜びますヽ(^。^)ノ

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