トヨタ　アルファードのスピーカー交換を行いました

カーオーディオの音質や迫力に、物足りなさをお感じになっている方には
純正スピーカーから社外スピーカーへの交換をお勧めします

たとえ、びっくりするほど高価なスピーカーユニットでなくても、交換し
た効果は絶大です

トヨタ　アルファード

オーディオユニットとしては、ディーラーオプションの純正ナビが装着中
です

交換するフロントスピーカー

カロッツェリアの「ＴＳ－Ｊ１７Ａ」です

フロントスピーカーは、バッフルボードを使用してドアパネルに固定します

スピーカー交換時には、このバッフルボードの取付もお勧めします

スピーカーとドアパネルの密着性が高まり、音質の向上や振動防止、ノイズ
の低減等の効果があります

リアスピーカー

カロッツェリア「ＴＳ－Ｊ１６Ａ」

トゥイーターはカロッツェリアでなく、アルパインのトゥイーターを選択

「ＤＤＬ-Ｒ２５Ｔ」

この商品はアルファード専用のトゥイーター取付キット

純正のトゥイーターからアルパイントゥイーターへの交換が、違和感無く行
えるキットです

純正のトゥイーターの状態

Ａピラーの内側の樹脂パネルにトゥイーターが埋め込まれている状態です

このパネルごとアルパイン製品に交換します

左が純正のパネル

右がアルパインのパネル

当然ですが、同じカタチですね(笑)

パネルを外したところです

まだ純正のトゥイーターが残っています

トゥイーター交換修了です

純正と同じルックスに仕上げる事が出来ました

次はフロントスピーカーです

ドアの内張りを取外し、既存の純正スピーカーを取り外します

取り外した純正スピーカー

コーン紙の質や、マグネットの大きさなど、社外のスピーカーとは比較にな
らないほど華奢で簡素な造りです

これではやはり、品位の高いサウンドは期待出来ないような気がします^^;

フロントスピーカー取付終了

バッフルボードをパネル
に直接ビス止めしていますので、しっかりと装着さ
れています

クロスオーバーネットワークはパネル内に固定します

最後の仕上げは余分な長さのケーブル、ハーネス類をテープ、コードバンド
等で綺麗にまとめていきます

配線をまとめると、見た目が美しく仕上がるのももちろんですが、パネル内
で振動したりスピーカーに共鳴したりして、配線の遊びがノイズの原因とな
る事を避ける効果もあります

ドアパネルを取り付けてしまえば目に見えない部分なのですが、音にこだわ
るプロショップとしては、どうしてもハズせない作業です

そして、ここが難所のリアスピーカー交換です

アルファードのリアスピーカーは、ネジ穴ピッチがイレギュラーで、不規則
に空いています

この為、社外のスピーカーに交換するには新たにネジ穴を開けた上でスピー
カーを固定する事になります

ドリルの登場です！

ネジ穴を空けて、スピーカーマウントをボルト固定

大きなサイドパネルを浮かせて、作業スペースを作りながらの作業になるの
で、非常に大変な作業です

さらに、純正のスピーカーブラケットが大き過ぎて、カロッツェリアのスピ
ーカーの外枠に当たってしまう為、これも削ります

パネルを閉じた後のフィット具合を確認しながら、何度も何度もシェイプを
掛けていきます

結構根気と体力が必要な作業だったりします(汗)

アルファードのリアは、フロントスピーカー交換より倍近い作業時間をが必
要です

リアスピーカーも無事に装着が終わりました

スピーカーカバーのメッシュから、カロッツェリアスピーカーの黄色いコー
ン紙が見えています

お客様が視聴していたミュージックＤＶＤをプレイして試聴しましたが、
やはり純正の時とは音の臨場感とか立体感等がまるで別物になりました

カーナビゲーションごと社外のナビゲーションやオーディオヘッドユニット
に交換するのは、大掛かりですし、コストも掛かります

スピーカー交換であれば、比較的低コストでリスニング環境を変えることが
可能です

『車のなかでもイイ音を聴きたい！』

と思っている方には、とてもオススメのカスタマイズですよ♪