メルセデスCL600! C215にもカーナビ設置可能です!!
さ、寒い
なんですかこの寒さは
明日の朝は、師走頃の気候になるらしい
午前6時の予想気温はなんと4℃
鼻が痛そうです
今日は家に帰ったらまずは毛布を出しましょう
着替えるよりも、洗濯物をたたむよりも、そう、ビールを出すよりも
うっかり先に飲んでしまったら、夏用のタオルケットで凍えながら朝を迎える事になりそうですし
必ず毛布を出しましょう
さて、メルセデスのCL600で、純正ナビから社外ナビへのトレード作業を実施しました
メルセデスベンツ CL600
2000yモデルのGF-215375
モデルコードはC215ですね
2000yモデルのC215は、純正ナビ交換がかなり大変な作業になります
純正ナビモニターが、ご覧のように異形
サウンドシステムは、国産オーディオとインピータンスが異なるBOSEサウンドシステムを標準装備
純正モニターと社外ナビの交換には、コンソールパネルの脱着が必須です
C215はそのコンソールパネルがウッド製で、しかもこんなに長い(*_*;
アームレストの端までコンソールが延びてます
苦労しながらトレードする社外ナビは、イクリプス製の「AVN779HD」
2DINサイズのHDD、地デジチューナーモデルです
スピーカー配線の引き直し、アンテナ変換、パネル交換、ナビ固定用のブラケットなど
このなかでも、ウッドパネルの高価な事といったら\(◎o◎)/!
ウォールナットとチェスナットの2色があって、既設のパネル色に合わせて取り寄せるのですが、納期がかなり掛かった事からワンオフなのかなとも思ったり
それなりの質感なので、高いのも頷けなくもないのですが
ウッドのコンソールをモニターごとバラします
モニター部、テンキー部、コントロールススティック部を全て撤去
真ん中に残ったT字型のフレームを切断し、2DINの開口スペースを創ります
取外したナビモニターユニット
コンソールの裏側に、ナビを固定する金属製のブラケットを装着しました
車速パルスは変換コンバータ経由で取り出します
仮設置したナビに車速信号を入力し、カウントテストを実施
BOSEスピーカーへの音声信号入力には、レジスタ(抵抗変換器)を使用します
イクリプスアンプの4Ωをレジスタで2Ωに落として、純正スピーカーを鳴らすように配線します
スピーカーラインは4chですので、レジスタは4個使用
ラゲッジのフロアパネルの裏で配線しますので、表面からは見えないよう設置可能です
追加作業で、BOSEスピーカーの交換も行いました
BOSEと国産スピーカーの交換は問題が多く、一般的には困難なのですがレジスタで抵抗を変換してますので、インピータンスの違いに付いては考慮する必要がありません
サイズの問題は、BOSEの樹脂ブラケットの加工で対応する事にしました
BOSEのドアスピーカーに一番近い、10cm(4インチ)のALPINEスピーカーを採用頂きました
「DLS-108X」
純正ブラケットの口径が小さかったのですが、ALPINEスピーカーのターミナル部が通過できるように穴を切削
ビス穴は別の位置に開けなおして、スピーカー本体を固定する事に
フロントドアの後ろ側にあるスピーカー2個を、純正BOSEからALPINEへトレードしました
KENWOODのサブウーファー、「KSC-SW01」
CL600には、ウーファー取り付けに適当なスペースがなくこの位置へ
前席シートの後ろ、アームレストコンソールの後ろ側に固定しました
同時装着したGPSレーダー
コムテックの「GPS109」です
CL600のフロントガラスはGPS電波を通さない為、アンテナ分離型のレーダーを採用しています
そのアンテナは、電波非通過の緩衝地帯であるルームミラー裏のドット部分に設置します
このポイントであれば、GPSをキャッチできます
ちなみにカーナビのGPSも条件は同じです
イクリプスのカーナビは、GPSがフィルムレスアンテナタイプ
普通にガラスに貼り付けるとGPSを受信できず、自車位置が表示されません
この為、別売の固定式のGPSアンテナを用意して、おなじくミラー裏の緩衝ポイントに設置しました
専用ブラケットを使用し、受信部を上面にして固定します
地デジチューナーのアンテナです
左側の菱形の部分がGPS部
バックカメラもイクリプスのカメラを装着します
リアのナンバープレート上のガーニッシュに設置
こんな感じです
仕上用のフェイスパネルを装着し、新しいコンソールが完成しました
色もテクスチャーも、既存のウォールナットパネル部によく馴染んでいます
ナビをインストール
パネルを元に戻し、社外ナビトレードの完了です
2DINナビがすっきりと収まりましたので、純正ナビを装着している時よりもスマートなイメージになりました
もちろんカーナビも正常に起動します
地図画面
後方確認中の画面
リバースギアに連動して、カメラ画像が入力されます
地上デジタル放送受信中の画面
こちらはフロントガラスの影響を受けず、クリアな状態で受信出来ます
メルセデスの中でも、純正ナビと社外ナビの交換にハードルが高いC215
コストも工期も、他の車種より必要になりますが、その分仕上がりは満足いただける物になると思っております
メルセデスの純正ナビのスペックが、CL600に相応しくないのは明らか
地デジ化を進めているこの機会に、カーナビ本体ごとのトレードをぜひご検討下さいませ
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