BLOG

一覧

BLOG

くるまの電機やさん日記(新)

カーエアコン修理! アルファロメオGTVです

12月も中旬に差し掛かるこの時期に、エアコン修理のご紹介とはいかがなものかと思いつつも、
エアコンの修理です


今年は例年よりも冬場のエアコン修理が多い気がします


実は今も、広島県にある某自動車メーカーからの修理部品待ちのお車がガレージに


修理仕上がり、もうしばらくお待ち下さいm(__)m




















さてさて、アルファロメオのエアコン修理です















イメージ 1

イメージ 2

アルファロメオ GTV


1997yモデル、GF-916Cです










イメージ 3

こちらのGTVは、以前当店でエアコン修理作業を実施した車輌なのですが、エアコンを
ONにすると電気を異常に消費するとの事で点検を行いました










イメージ 4

エアコンの効き自体は問題なく、冷風が出ます


ただ、エアコンをつけた状態で走行もしくはアイドリングするとバッテリーが上がってしま
う傾向が続いているようです



まずはダイナモを疑いましたが、こちらは問題無さそうです










イメージ 5

バッテリーの方は、何度か上がってしまった事により負担が掛かり、疲弊はしているものの
充電を行なえば電圧は正常値に回復します


こちらも大きな問題なし










イメージ 6

原因は、エアコン作動時に回転するブロアファンのトラブルでした


フロントグリルの裏側に付いているファンは、ファンモーターによりエアコン動作時に冷却
効果を得る為に回転します


ブロアファンはLOWとHIの2個あり、温度や環境条件によって低速のLOWが回転する
ケースと高速のHIが稼動するケースがあるのですが、こちらのアルファロメオは常にHI
の方のモーターが回っている事が判りました










イメージ 7

ファンのモーターをコントリールしているレジスタです


このレジスタの故障により、エアコン始動時に消費電力の高いHIの方のファンが常に回転
し続けてしまう為、バッテリーに負担が掛かっていたのです










イメージ 8

レジスタを新品パーツに交換










イメージ 9

レジスタを交換すると、ブロアファンが正常に動き出しました


HIとLOWが状況に応じて切り替わります


エアコンを使用時にバッテリーに負担が掛かる状態は、無事に改善されました




エアコンのサイクル自体のトラブルではありませんでしたので、今回は修理代金も比較的
押さえて対応する事ができました






アルファロメオを始めとする輸入車では、国産車では通常起こらないような故障やトラブル
が発生する事があります


不具合の箇所が特定できれば、当該部品の交換だけで修理を完了させる事も可能です


ぜひともご相談のほど(*^。^*)
























浦和のテクニシャンと言えば…
くるまの電機の事ならおまかせを!!
  [自動車電装のプロショップ]
  株式会社  小國電機工業所
当店商品、取付作業はYahoo!オークションに出品中です