カーエアコン修理! EF8のCR-Xです!!

9月も中盤、中旬に入っております


残暑厳しく、エアコン修理もまだまだ続きます


とか言って、今日で最後だったりして


今年最後のエアコン修理作業になるのか


そのお車とは…




















CR-Xのエアコン修理作業です















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ホンダ CR-X SiR










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平成2年登録のE-EF8です










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こちらのお車はエアコン不調でディーラーに持ち込んだところ、エバポレーターからのガス
漏れが原因でエアコンが故障していると指摘されたそうです


修理見積まで出して頂いたらしい


ところが、いざ修理をお願いしようとすると当該型式のCR-Xのエバポレーターは既に
製造中止の為、修理対応出来ませんとの返答があったとのコト


それはキビシイ


出来ない修理の見積がなぜ…


それはともかく、とにもかくにもエアコン無しはつら過ぎです


どこかにCR-Xの修理が出来る電装店が無いかとお探し頂き、ネット検索経由で当店へご
来店頂いた次第でございます


いらっしゃいませ










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ガス漏れの原因となっているエバポレーター


ホンダで製造していない以上、うちのお店でも新品をご用意することは出来ません


このケースでは、現品をベースにあらたにエバポレーターをリメイクすることになります


他車種用のコアを使用し、使用可能な配管類を移植して再生部品を造ります


パーツ代のほかに加工工賃が発生してしまいますので、コストと時間は掛かってしまうので
すが、すでに部品の供給が終わってしまっているお車の場合は、このように対応します








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使用に
車体からエバポレーターを取り外し、修理再生作業に入ります


エバポレーターが無い状態でもお車の差し支えはありませんので、修理期間中はそのままお
車に乗り続けることが出来ます


もちろんエアコンは効きませんが^^;










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こちらはエキスパンションバルブ










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そしてリビルトされたエバポレーター


およそ1週間の納期で完成です


エキスパンションバルブ、配管を組み上げてエアコンユニットを復活させます










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部品交換後は、ガスチャージ


R12のフロンガスを充填します




余談ですが、フロン仕様のエアコンサイクルには、かならずR12の冷媒を入れて下さい


R12が入手困難だったり高価なために、替わりに代替フロンをチャージしたりするケース
があるようですが、これはあまりお勧めしません


トラブルの原因となる可能性があります


代替フロンに含まれるアルコール成分が、高低圧パイプ中の樹脂製ホースを溶かしてしまう
ことがあるのです

ホース内部が溶解してドロドロになり、遊離した異物がサイクル内を流動し、エキスパンシ
ョンバルブやコンプレッサーに堆積


サイクル詰まりを引き起こしたり、コンプレッサーの焼き付きの遠因となる懸念もあります


ガスは必ず真正品を使用しましょう










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CR-Xのエアコン修理、完了です


まだまだ残暑が続くシーズンに、エアーコンディショナーが蘇生いたしました




















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