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くるまの電機やさん日記(新)

浦和 2-1 東京ヴェルディ 「あの37番の選手、どっかで見た気が…」

この時期のナイトゲームは身体にこたえます















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上野田の荒野に佇むさいたまスタジアム2002


はばたく翼を失ないし巨大なしらさぎのモニュメント










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天皇杯3回戦の相手はかつての盟主、ベルディ東京


あ、


ヴェルディ東京か


いや、


東京ヴェルディになっている


読売になったり川崎を名乗ったり、はたまた1945だったり、名称変更が得意なクラブだ
が、いまは東京ヴェルディとして活動しているようである


先月までモダンタイムスにいたユイナちゃんが、今月からスペーシアでセリナちゃんとして
働いていると思えば納得がいくか


いかないわな










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赤チーム対セルティック



もうこのくらいのガラガラ具合には驚かなくなってきた


チケットさえあれば、座る席は選び放題


指定席チケットを持っている人でも、みんな人が密集しているエリアをあえて避けて好
きなポジションに陣取って観ているから、よけいに点在ぶりが際立つ


ピッチの近くがいい人、センター寄りで見たい人、全体が俯瞰できるポイントを選ぶ人


椅子の肘掛部分さえ無ければ、椅子を4つか5つ占拠して横になって観れそうである






トイレも並ばないし、売店もガララーガ


って言うか、スタジアム内のほとんどの売店が最初から店を閉めている


人気の無いトイレにひとりでいると、潜んでいる強盗に襲われそうで怖いくらいである


みんな、どこへ行ったんだい










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試合前日の会見でヴェルディの川勝監督が、「浦和に負けたら、罰として帰りはチームバス
を使わず埼京線で帰る」と言ってしまったらしい


バスの運転手さんもハラハラしながら見守るこの試合










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終電を気にしているクラブに浦和が負けるわけも無く、2-1で完勝


ってのはウソで、毎度の事ながら薄氷の勝利


相変わらずフィニッシュまでの形が無い


一樹の2ゴールは素晴らしかったが、崩し切る前に強引に蹴ったシュートと、直輝先生の
ご指南による壁作りの賜物によるブラインドからのFKによる2点


まぁそれもカタチと云えばカタチか


バイタルエリアでボールを右に左に展開し、その間にパサーと受け手が交錯しながらペナ
になだれ込む


釣られてカバーに行ったDFが空けたそのスペースに、2列目の選手が飛び込んで、そこ
にラストパスが供給される


そしてズドン


鹿島がやってたからうちもやりましょう









ちなみに観客動員数は7,427人でした










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タイムアップ




試合後のヴェルディイレブンには、ヴェルディサポーターからもブーイングとともに「埼京
線」コールが起きていた


自チームのサポーターからはつらいよね


でも、彼らのゲームプランからすればそんなにひどい内容では無かったと思う


ヴェルディの、守備ブロックを固めながらカウンターでの奇襲を狙う戦術は理にかなっていた


しかもその狙った形から鮮やかに1点取っているではないか


こっちは4番のアポジ選手のスピードが怖くて仕方なかったというのに


そうそう、ペナルティエリア内でアポジがGKと交錯して倒れたシーンは、山岸のファール、
つまりPKだと思った


抜け切ったところでギシの手がスパイクを引っ掛けたように見えたのだが…


血の気が引いた一瞬であったが、ジャッジに救われたか









浦和としては西袋、矢島とユース組が実践経験を積めたのが良かった


岡本も含め線が細いのが気になるが、なんと言ってもまだ高校生だもんね


濱田、青山は良く我慢した


スタンドからはボールをディフェンスラインで回す事に対するブーイングが酷かったけど、
前線にロングボールを蹴っても収まらないのに無理やり放り込んでも仕方ない


カウンターを食らうたびに、無駄に体力を消耗する


相手がじれて守備陣系を崩して取りに来た時に楔を打ち込む方が
効果的なのだから、パス回
しは正解だと思います


あの場面でのブーイングは、パスを前に出さない浦和へのブーイングではなく、自陣に引き
こもっていっこうにボール奪取に来ないヴェルディに対するブーイングだと好意的に受け止
めておく事にしました










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4回戦の対戦相手は、広島


難敵だな


勝てる気がしない






と思っていたら、愛媛がやってくれました


愛媛が広島を倒した


次の相手もJ2です


こりゃLUCKY


まぁ、うちもJ1とJ2のはざ間にいるのであまり意味は無いかもしれませんがね


しかもトーナメント表を見ると、愛媛に勝った場合に準決勝で闘うのは水戸とFC東京の勝者


どっちもJ2


これまたLUCKY


つまり、もし浦和が準決勝まで行ったとするとJ1チームと1試合もしないで勝ち上がったと
いう事になる


準決の相手が千葉の可能性もある


さらに、向こうのブロックの決勝進出チームが京都とか湘南とかだったりして


ウハウハだな


J1の意地でJ2を叩きのめす






そんなわきゃないね












ヴェルディご一行様は、本当に埼京線で帰ったのだろうか

























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