E51 エルグランド!(その1) 社外ナビ設置とヘッドレストモニター設置です!!

この前、夜中にぼんやりとケーブルテレビの格闘技チャンネルを観ていたら上田馬之助の
試合をやっていた


上田馬之助は昨年末に亡くなられたレスラーで、追悼の特集番組だったようである


子供の頃、この金髪のおっさんはなんでこんなに悪い事ばっかりするんだ、竹刀がないと
からきし弱いくせに


などと思っていたが、あらためて観ると上田はそうとう強そうである


まず身体がデカイ


たまたま試合の相手が新日時代の前田日明で、その前田と対峙しても体格的に全く見劣りが
しないのである


巨大化する以前の前田とはいえ、日本人レスラーで前田とリングで組みし合って身体のハン
デを感じさせない選手はそうはいなかったのではないか


キラーカーンなどの巨漢レスラーに分類されない上田馬之助のカラダがこれほど大きいとは、
これまでまったく認識していなかったので驚きであった




しかも身体が頑丈だ


前田のハイやミドルをガードをせずに無表情で受け流している姿には凄みを感じる


いまで言う「体幹が強い」と云うやつか


身長があるのに重心が低く、簡単にテイクダウンしないのだ


決して筋骨隆々ではなく、鍛錬を重ねた筋肉の上に適度に脂肪がのったカラダには、鋼の強
さとゴムの柔軟性の両面を感じ取る事ができる




そして技が無い(笑)


投げない、飛ばない、走らない


それなのに前田や猪木、ときには盟友のタイガージェットシンとさえ堂々と渡り合う


蹴る、殴る、掴む、極める、そんな単純な手段のみで相手を翻弄し、激高する観衆を手玉
に取り試合を成立させてしまうのである


(実際にはノーコンテストが多いので、記録としての試合は成立していないのだが)




さらに言えば顔がこわい


まっとうな職業に就労している社会人の顔つきではないのである、どこから見ても


もっともプロレスラー自体が当時まっとうな職業とは見なされていなかっただろうから、
さもありなんか


それにしてもいい表情をしている


作ったこわい顔ではなくて、ねじ曲がった根性や怨念が皮膚と顔面組織を支配して、その
悪意を具現化しているかのような表情は、並の役者に演じる事ができないほどの奥深い味
わいがある










上田馬之助は凄い


凄かったんだな


なんて魅力的な選手なんだと、深夜のテレビ画面に文字通り延々と魅入ってしまった




クレージーなヒールという印象しかなかった上田だが、実は屈強なカラダと不屈の精神を持
ち、さらにレスラーにとって最も必要な徹底したギミックを貫くスタイルにこそ、彼こそ本
当のプロフェッショナルレスラーの鑑とも言うべき選手だったのではと、今さらながら思い
知らされた気がした




ヒール役のレスラーは実は人格者だという話もよく耳にする


馬之助氏もそうだったのではないか


なんだか急にそんな気がしてきた


リングを降りた後の彼の人生は、不運な交通事故の後遺症との闘いだったと聞く


幸せなレスラー人生であったとの思いを抱いて旅立たれた事を切に願います


遅ればせながら、合掌




















バレンタインデーに寄せての前書きをするつもりが、なぜか上田馬之助の話になってしま
いましたが、エルグランドへの社外ナビ設置作業です




















!!!!!


と、思ったら、なんと字数制限に引っ掛かってしまった


エルグランドの記事が入らない(*_*;


ついつい馬之助氏の話を書き過ぎてしまったようです






やむなく本編は後編のその2でアップします


しばしお待ちを…



























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