あの鐘を鳴らすのは、 …ヨーコ!!
『ONOCHORD』
カバンの奥から、「オノコード」が転がりだしてきました
iPodのイヤフォンのイヤーパッドがバックの中で行方不明になり、ゴソ
ゴソとかき回していたらプラスティックの感触が…
もう去年のハナシになりますが、ジョン・レノンライブで配られていたオノ・
ヨーコさんからのプレゼントです
入れっぱなしで忘れてました^^;
ジョンの命日である12月8日に日本武道館で開催された
「Dream Power ジョン・レノン・スーパーライブ」
ここで、来場者向けのリーフレット等と一緒に渡されたオノコードです
画像の右側の黒い部分をノックすると、左側の先端に付いたライトが点燈し
ます
ライブの終盤、この日の全出演アーティストに迎えられヨーコさんがステー
ジに登場
照明を全て落とし、真っ暗闇となった武道館に、1万人を超える数のオノコ
ードが点滅します
オノ・ヨーコの愛と平和のメッセージに合わせて
「カチッ カチ・カチッ カチ・カチ・カチッ」
(I LOVE YOU)
なんども、なんども
「カチッ カチ・カチッ カチ・カチ・カチッ」
光の点滅が、すり鉢状の武道館のスタンドからステージに降り注ぐ…
みたいな
ちょっと幻想的な雰囲気で、感動しました
もちろんジョン・レノンが好きで、参加するアーティストのパフォーマンス
が楽しみでライブに参加したのですが、開催趣旨にも非常に共感を持ち、
色々な意味で忘れられないライブになりました
今回のライブで最も驚かされたのは「鐘(ハッピーベル)」の登場です
大好きな楽曲である「Starting Over」の冒頭にレコーディング
されているベルの音が、ヨーコの手による生音で聞けた時は、鳥肌が立つとい
うより、背中に電気が走ったかと思う位の感動と衝撃でした
「Starting~」に録音された音色とは少し異なった音に聴こえまし
たが、あの時のベルが現存し、しかも目の前で聴けるなんて
ヨーコさんがジョンの想い出を語りだし、思わず言葉に詰まってしまった瞬
間には、多くの人が目に涙を浮かべてました
今も昔もジョン・レノンは世界中の人たちのアイコンとして輝き続けてますが、
ヨーコさんにとっては、彼女のジョンを失ってしまったのですから
ライブは、パフォーマーの数が多い分、長丁場のステージとなりました
でも、次は誰がどの曲をやるのか、トリは誰だろうとか思いながら見つめる
ステージ上の時間はあっという間に過ぎていったような気がします
個人的には斉藤和義の「Across The Universe」が一番印
象に残る楽曲だったかな~、と思います
彼のゆったりとしたキャラクターや枯れた感じのヴォーカルが、この曲の雰
囲気にぴったりで、ベストチョイス!だったのではないでしょうか
カッコ良くて盛り上がったのは、Char×奥田民生の「Come Together」
二人のギターバトル☆、凄かった!
トータス松本の「Stand By Me」は口ずさめる人が多いので、武道館
が大合唱状態に!!
ラストの吉井和哉は本人曰く『人前に出るのは、およそ1年ぶり^^;』
との事
このコメントで武道館がどよめきと笑いに包まれました
ただ、歌い出せばさすが実力者
吉井和哉ワールドがステージからアリーナ、スタンドを飲み込んでいきましたよ!
余談ですが、ライブのチケットを入手した頃、「出演予定者一覧」の中に
「宮﨑あおい」の名前を見つけた時は、
『あの宮﨑あおいちゃんが歌を歌うとは思えないし、同姓同名の無名ミュー
ジシャンなのかな』
とか思っていたのですが、この日のステージに現れたのは紛れもなく宮﨑あ
おいちゃんでございました(^_^メ)
ジョンの曲の「朗読」での参加だったのですね
失礼致しましたm(__)m
いま、ONOCHORDは会社のデスクに収納しております
夜中までの仕事で疲れた時、考えが煮詰まった時とかにオノコードを取り出し、
「カチッ カチ・カチッ カチ・カチ・カチッ」と中空に向けてメッセージを
送っていたりします
誰に届くのかも判りませんが(笑)