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くるまの電機やさん日記(新)

カーエアコン修理! シボレーアストロ!!

湿気がすごいなさいたま市

 

顔全体が、あたかも揚げたてからやや時間の経ったケンタッキーフライドチキンのオリジナル

チキンの表面のようにじっとりテカテカしとります

 

いまNTTdocomoの店頭にディスプレイされているスマートフォンを手に取り、これな

かなかいいネなどど言いながら頬に当てて電話をするポーズなどを決めたりしようものなら、

4.0インチTFTディスプレイのその全てが疲弊した皮脂にべっとり覆いつくされ、あわてて

飛び出して来たフライトアテンダント風の制服に身をを包んだ店員さんになんなら買い取りを

要求されるのではないかと云う位の勢いでベタ付いています

 

暑さのせいか、はたまた食べてる物が脂っこいのかか、それとも人柄か

 

そんな湿気の中、アストロのエアコン修理です

 





シボレー アストロ

 



GNDM19、1996yモデルの車輌です

 

こちらのシボレーもエアコンの効き不良

 

点検診断でご入庫頂きました

 

アストロはフロント,リアに独立したエアコンユニットがあり、このうちリアエアコンユニ

ットが壊れるとかなり厄介なタイプのお車なので、少しドキドキしながらのチェック作業で

したが…

 



原因はガス漏れで、リークポイントは低圧側のホースでした

 

リアのサイクルには漏れが無かったのでひと安心

 

と言っても低圧ホースも修理部品が入手できません

 

まさかキッチンテープを巻き付けて補修するわけには行きませんので、

 



低圧ホースを現品ベースにリメイクしました

 

スペックともどもほぼ新品ですので、安心してパーツ供与できます

 



ホースの交換ついでにオリフィスチューブも交換

 

すでにオイルまみれでドロドロでした

 



新品のオリフィス

 

と、パッキン

 



こちらもエアコン修理作業時には必ず同時交換するアキュームレーター

 



国産車のリキットタンクと比べると割高なのですが、ここは新品に交換した方が再故障の

リスクが避けられます

 



シボレーアストロのエアコン修理、完了です

 

実はこちらのアストロのオーナー様、当社にお車をお持ち込みになる以前に別のショップ様

へ相談に行ったところ

 

「とりあえずガス漏れだと思うので、コンプレッサー交換」

 

「それでも直らなければ別の部位の修理になるので40万円から50万円の費用が掛かります」

 

と言われたとのこと

 

豪快な商法に憧れを感じつつも、そちらにはお世話にならずよくぞ当店にお運び頂いたと感

謝しております

 

現時点ではコンプレッサーからの漏れも無く、アストロの修理費用としては比較的コストを

抑えられました

 

その別のショップ様と云うのは電装専門店ではなく一般修理整備がメインのお店のようです

 

「いろいろやったけど直らないからやっぱり100まんえん!!」

 

とか言われそうで怖いですもんね

 

そんなコトないか

 

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