さて、本日も希少車へのカーナビ設置作業の様子をご案内します
限定生産台数１０００台のプレミアムカー、トヨタオリジン
高級感あふれる特別仕様車への、これまた特殊なカーナビ取り付け作業です
なぜ特殊な作業なのか
それはそもそもオリジンへのカーナビ取り付け作業自体が困難とされているためです
では、当社での施工事例をご覧くださいませ
トヨタ オリジン
ＧＦ-ＪＣＧ１７
平成１２年登録のお車です
オリジンに取り付けるカーナビはこちら
カロッツェリア「ＡＶＩＣ-ＶＨ０９９９」
１ＤＩＮ＋１ＤＩＮで構成されるサイバーナビです
オリジンには純正ナビが装備されているのですが、社外ナビをインストールするスペースがありません
唯一クリアランスを確保できるのがこの純正ナビモニターのスペース
それも１ＤＩＮが限界
このためオリジン（と兄弟車プログレ）に追加設置できるカーナビは、１ＤＩＮ＋１ＤＩＮユニットのカーナビに限定されてしまうのです
そして更なる問題
１ＤＩＮ＋１ＤＩＮシステムのカーナビは現在生産されておりません
カロッツェリアでいえばＡＶＩＣ-ＶＨ～で始まる品番のサイバーナビが１ＤＩＮ＋１ＤＩＮモデルなんですけれどね
今回もオリジンのオーナーさまが入手されたＶＨ０９９９をお持ち込みいただいての設置作業となりました
ビートソニック社製のフィッティングキット
１ＤＩＮのインダッシュモニター部をこちらのケースに収納します
オリジン用の製品はありませんので、プログレ用のキットを流用しています
１ＤＩＮと１ＤＩＮのユニットを分離設置するための延長ケーブル
カロッツェリアのオプションパーツです
センターパネルにあるエアコンコントローラーとオーディオナビユニット
こちらは取り外せませんのでそのまま残します
ヘッドユニットとしての機能はサイバーナビに移管しますので、配線は手作業でつなぎ直します
音声信号も純正アンプをバイパス
社外ナビのための新しいオーディオシステムを組み上げる必要があります
サイバーナビ、インストール完了
ケースもブラックに塗装し、違和感を減らして仕上げています
画面表示が不要な場合は、この状態で楽曲再生などが可能です
インダッシュモニターを立ち上げてのメニュー画面
サイバーナビはＨＤＤナビのフラッグシップモデルですので機能が充実
多彩なソースに対応しています
自車位置を表示中の地図画面
ＶＧＡグレードの液晶は健在
地上デジタル放送を受信中の画面
オリジンにもデジタルハイビジョンがやってきた
これぞプログレッシブ
カーナビ設置と同時に後方確認用のバックカメラも新設
カメラ画像もこんなにきれいに映ります
オリジンへのカーナビ取り付け作業、本日も無事に終了
オリジン自体が希少なお車ですが、オリジンへのカーナビ設置作業はもっとニッチ
すき間で生きているのがくるまの電機やさんでございます
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