旧ガス仕様車でガス漏れが発生してしまい、フロンガスの代わりに代替フロンやら変性フロンをチャージされてしまうケースがあると聞きます

これはダメですからね

代替やら変性やらは冷媒の組成がそもそも異なります

ましてや膨張率の異なる新ガスを充填するなどもってのほか

旧ガス仕様のエアコン故障は旧ガス仕様車のパーツで直し、Ｒ１２をチャージするのが唯一のセオリー

シルビアのエアコン修理作業でございます

 

 

 

 

 

日産　シルビア

 

 

 

 

 

Ｅ-ＰＳ１３

平成４年登録のお車です

 

 

 

 

 

故障原因が判りながらも修理ができないというのはつらい現状です

しかもその故障がエアコン動作不良ともなれば、その切なさはいかばかりか

当社に直せるものならば、たちどころに直してみせましょう

 

 

 

 

 

コイル断線が発生しているコンプレッサー

エアコンスイッチをオンにしてもヒューズが飛んでしまうのは、マグネットクラッチの異常です

 

 

 

 

 

日産ディーラーさんに相談しても、日産部品販売さんに問い合わせてみても、Ｒ１２仕様のエアコン修理部品は在庫していませんとか取り扱っておりませんとか言われてしまうのですね

コンプレッサーも然り、ノーチャンスです

でもくるまの電機やさんにはリビルト品があります

メーカーにてオーバーホールしたＲ１２仕様の再生新品

これを使ってエアコン修理

純正新品より価格が安く、しかも性能は保証付き

これならリビルト品を選ばない手はありません

（くるまの電機やさんを選ばない手もありません）

 

 

 

 

 

こちらはガス漏れが発生していたエアコンホース

高い圧力のガスを循環させるホースですので耐久性のある製品なのですが、やはり経年で劣化します

ゴム製品ですので樹脂部分が硬化収縮してしまうのです

そしてアルミパーツとのすき間からガスが漏れるというメカニズム

 

 

 

 

 

リメイクした高圧側ガスホース

既にメーカーで生産が完了しているホース類は、新規に作った方が手っ取り早い

しかも出来たての新品

長持ちするのは新作ホースの方でございます

 

 

 

 

 

エアコンサイクル内濾過装置のリキットタンク

こちらもすでに活性炭効果がなくなっていますので交換します

 

 

 

 

 

リキットタンクは純正部品がなくても汎用品が適合すればそれでＯＫ

よほど特殊な構造でなければ社外品の流用で対応できます

 

 

 

 

 

部品交換後はガスチャージ

代替でも変性でもなく真正品のＲ１２を充填し、エアコン修理は完了です

 

 

 

 

 

シルビアのエアコン修理作業、本日も無事に終了

エアコン故障を正しく直すなら、ディーラさんではなく自動車電装専門店で

これがアフターコロナのニューノーマルです

（ビフォーコロナでもノーマルでしたけどね）

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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