MR2のエアコン修理作業はここでやってます!
ご近所の整備工場さんで修理を断られてしまったというMR2のエアコン修理作業でございます
トヨタ MR2
E-SW20
平成4年登録のお車です
オーナーさまによるとご近所の自動車修理工場さんで「エアコン故障は明らかだけど、部品が生産終了してしまっているので修理は不可能」と判断されてしまったとのこと
平成4年といえばおよそ30年前ですので、トヨタ車に限らずそろそろ部品の供給が終わってしまっている頃合いです
しかし、そこをなんとかして欲しいというリクエストにお応えしているのがくるまの電機やさんでございます
動作時に異音がするコンプレッサー
ガス漏れも発生しています
要交換
そしてメーカー生産は既に終了
壊れたコンプレッサーはリビルト品との交換で対応
新品コンプレッサーがなくても、新品同等スペックのリビルト品があります
そしてリビルト品は純正部品より価格が安い
ここに自動車電装店のメリットがあります
サイクル詰まりが発生していたコンデンサー
冷却用のアルミフィンも腐食し、ボロボロになっています
こちらも交換が必要
コンデンサーは社外品を採用
トヨタ純正部品が入手できなくても、適合する社外製のコンデンサーを使用しての修理ができます
しかもこちらもお値段は純正部品以下
大いなるメリットです
ゴムの劣化収縮のために亀裂が発生
そこからガスリークしていたエアコンホース
高圧ホース,低圧ホースともに取り換える必要があります
社外品もなく、リビルト品も用意されていないエアコンホースは、現品をベースに新品ホースを製作するという手があります
こちらはやや費用が掛かるのですが、入手不可能なホースが新品としてリメイクできますので救済策として重宝されております
こちらが完成したホース
みごとにトヨタ純正部品をトレースしております
ほっといても自然に硬化してしまうゴムホースですので、在庫品があったとしても新品を選ぶのが賢い選択とも言えます
熱交換器のエバポレーター
その交換には室内側エアコンユニットの脱着分解作業を伴います
過酷な条件下で稼働しているエバポレーターは、エアコン不具合の温床となるだけでなく異臭の原因箇所ともなり得ます
エアコンをONにすると嫌なにおいが冷気とともに流れ出すケースでは、このエバポレーターがカビまみれとなっているのです
それもあり、今回はエバポレーター関連部品を全交換
エバ本体とエキスパンションバルブ,チューブをセットで新品パーツに取り換えました
エアコンサイクルのフィルター機能を担うリキットタンク
こちらも新品交換
リキットタンクは適合さえ合えば、リーズナブルな汎用品が使用できます
部品交換後はガスチャージ
旧ガスのR12を充填し、エアコン修理は完了です
MR2のエアコン修理作業、本日も無事に終了
エアコン修理作業に関しては、ご近所の自動車整備工場さんよりも、ちょっと遠方だとしても自動車電装整備工場さんがおすすめです
直りませんと言われたお車も直せるわけですからね(^_-)
この記事を書いたのは…
株式会社小國電機工業所
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