GWS224クラウン! ディスプレイオーディオ仕様車へのフリップダウンモニター設置作業です!!

最近とくに当社へのご依頼やお問い合わせが多いのがこちらの作業、クラウンへのフリップダウンモニター取り付け作業です

個人のお客さまからのリクエストはもちろん、ディーラー様からダイレクトに発注いただく機会が増えています

さてそのわけは…

 

 

 

 

 

トヨタ クラウン

おっとこちらのクラウン、ナンバープレートが付いておりませんね

どうしてでしょう

そう、登録前の新車だからですね

 

 

 

 

 

GWS224

令和3年モデル、未登録のクラウンが陸送で当社にご入庫です

 

 

 

 

 

クラウンに取り付けるモニターはこちら

ALPINE「RSH10XS-L-B」

本体がとてもスリムでスタイリッシュな10.1型のフリップダウンモニターです

 

 

 

 

 

最近の純正ナビのトレンドは、ディスプレイオーディオ仕様です

トレンドってもう言わないか

 

 

 

 

 

液晶ディスプレイにナビの地図画面も、エアコンのコントローラーも表示されます

オーディオ操作もこのパネルに集約

とてもシンプルで使い勝手の良いシステムです

ですが、残金なことにその機能の拡張性がありません

外部機器とのインターフェイスともなり得ず、映像の入力も出力もできないのです

つまりフリップダウンモニターを設置してもそのモニターには純正ナビからの映像出力がNG

これは困った、困りものです

 

 

 

 

 

後席リアモニターで地デジが観たいのに、地デジが出力されません

はい困った

ならば地デジチューナーを新設しちゃいます

はい解決

ALPINEの地上デジタルチューナー「TUE-T500」を設置いたします

 

 

 

 

地デジの映像はフリップダウンモニターに入力するとして、地デジの音声はどうするの

どうやって純正オーディオに接続するの?

それをかなえるのがこのパーツ

モジュレーターとアンテナ変換です

その昔、AUXのない輸入車に社外ナビやオーディオの音声を入力していた技術を応用し、音声入力機能のないはずの現行クラウンに、社外製地デジチューナーの音声信号を入力するのです

はい解決

 

 

 

 

 

さてモニター設置作業

フリップダウンモニターはルーフ中央に取り付けます

王者クラウンにも、モニターをダイレクト設置するのです

 

 

 

 

 

手作り感満載のアタッチメント

金属製のパネルとステーを組みあわせ、車種別の取付キットを製作しています

 

 

 

 

 

ルーフライナーの一部をカット

ワンオフのアタッチメントを埋め込んで、補強下地としています

重いフリップダウンモニターも、これでがっちり固定

見えない部分が重要なのです

 

 

 

 

 

はい、モニターフィッティング、完了

本体色ブラックのモニターを採用しましたので、よりあと付け感が少なくなっております

スリムですしね

 

 

 

 

 

それでは後席モニターに、新設地デジチューナーの映像を入力してみましょう

念のためですが、純正モニター(=ディスプレイモニター)には地デジ映像は出力できませんからね

後席専用のシステム、とご理解ください

 

 

 

 

 

地デジチューナーのコントロールは、地デジに同梱のリモコンで

おそらくは後席に陣取るお偉いさまが操作するのではと思われます

 

 

 

 

 

なのでリモコン受光部はこの位置にレイアウト

ミラーの上にある四角いレンズが受光部です

ここならリアシートからの信号も届きます

 

 

 

 

 

地上デジタル放送を入力中のモニター画面

後席のVIP様、どうぞデジタルハイビジョンをお楽しみくださいませ

ご結婚、おめでとうございます

 

 

 

 

 

現行クラウンへのフリップダウンモニター取り付け、本日も無事に終了

当社でのモニター設置後、ふたたびトヨタディーラーさんへと陸送され、新車登録してからのご納車ですね

役員専用車のそのモニター、くるまの電機やさんのお仕事かもしれませんよー

 

 

 

 

 

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