トヨタ ヴォルツ! カーエアコン修理はお早めに!!
4月になりました
気温が上がるにつれ、カーエアコンにかかわるお問い合わせが増えております
タイトルにもございますが、エアコン修理はお早目のご対応がおすすめです
梅雨が明け、本格的な暑さが到来するころには修理用の部品が欠品したりします
あるいは部品があっても作業予約がいっぱいで、9月以降のスケジュールとなってしまいます、なんてことも
本日はたまたまエイプリールフールの模様ですが、これは本当です
信じるかたはお早めに
ヴォルツのエアコン修理作業です
トヨタ ヴォルツ
UA-ZZE138
平成14年登録のお車です
走行中にだんだんとエアコンの風量が減ってきてしまうというこちらのヴォルツ
新車登録から20年、そろそろエアコンメンテナンスのタイミングですよというお知らせだったのかもしれません
圧縮不良が発生し始めているコンプレッサー
経年劣化ですので故障というより定期交換という意味合いもあります
トヨタ純正コンプレッサーを取り外し、社外品のリビルトコンプレッサーと取り換えます
純正部品より価格が安く、性能は同等評価のリビルト品
わたくしども自動車電装店では、リビルト品を採用した修理を推奨しております
エアコンホース
コンプレッサーとコンデンサーを繋ぐゴムホースは、強い圧力が掛かる使用環境のため劣化の進みやすいパーツです
樹脂部分が硬化収縮して、金属製のかしめ部分との間にすき間ができやすい
そこからガスが漏れだしてしまうのです
トヨタに在庫がなかった高圧ホース
納期未定との回答が返ってきました
お客さまを宙ぶらりんでお待たせするわけにはいきませんので、新品のホースをリメイクしました
低年式のお車の場合、既に製品廃止となっているパーツも多いので要注意です
噴射ノズルに詰まりが発生していたエキスパンションバルブ
サイクル中の異物が、たどり着いてしまうのはこの場所です
こちらは適合品がありましたので新品交換
コンプレッサーを交換するようなメンテナンスのケースでは、エキパン交換もセットで実施するべきです
それがセオリー
部品交換後はガスチャージ
新ガスのHFC-134aを充填し、エアコン修理は完了です
ヴォルツのエアコン修理作業、本日も無事に終了
カーエアコン不調は早めの対処により、修理範囲を拡げずに済むことがあります
焼き付きが発生しているようなコンプレッサーを無理に稼働させていると、燃焼カスなどがサイクルを循環してしまい、エアコンシステム全体を交換する羽目になるケースも多々
そのような観点からもやはり、「エアコン修理はお早めに」でございます
この記事を書いたのは…
株式会社小國電機工業所
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