ホンダビート! 施工実績多数なのはこのお店!!
BNR32スカイライン、AE86トレノ/レビンときて、本日はホンダビートの登場
自動車ファンに愛され続けるオープン2シーターの名車です
ふだんあまり見かけないお車でありながら、当社ガレージにはひんぱんに入庫します
しかも滞在期間が長くなりがちなので、日常の光景の一部となりつつあったり
お客さまとしては一刻も早く出庫(退院)したいとのお気持ちでしょうから、作業は迅速に進めたいのですがなかなかそうもいかない事情もあり…
そんなビートのエアコン修理作業でございます
ホンダ ビート
E-PP1
平成3年登録のお車です
ディーラーさんでの修理を重ねてきたものの根本的な解決には至らず、ブログで当社をお知りになってご来店いただいたオーナーさま
レトロフィットにまでチャレンジされた模様ですが、R12はR12で直すのが基本です
わたくしども自動車電装専門店ではレトロフィットはタブー(禁忌)とされています
過去にも交換をしているコンプレッサー
今回もガス漏れが発生し、エアコン故障の一因となっておりました
R12仕様のコンプレッサーは、ホンダさんでの供給は停止
しかし純正部品がなければリビルト品、リビルトコンプレッサーもなければ現品修理という手があります
現品からあたらしいコンプレッサーを作り直すとそれなりの時間は掛かってしまいますが、新品スペックの製品が出来上がります
昭和に生まれ育ったホンダビートに、令和メイドのコンプレッサーが搭載
これもひとつのハイブリッドカーでしょうか
(違います)
室内側エアコンユニットも然り
ただ、ビートはヘリテージカー
それどころか最近は人気再燃していることもあり、部品入手の選択肢が拡がってきています
エバポレーターとエキスパンションバルブ
いずれも新品との交換で対応できます
中古品を探したり、ましてやレトロフィットの必要はありません
リキットタンク、こちらも定番の交換部品
部品交換後はガスチャージ
旧ガスのR12を充填し、エアコン修理は完了です
ビートのエアコン修理作業、本日も無事に終了
経年劣化であちこちの部品が壊れてしまうのは仕方がないことですが、できるだけオリジナルに近く、そしてそのコンディションが長続きするような修理作業を心掛けています
愛車の電装メンテナンス、いつまでもお付き合いさせていただきたく、お願い申し上げます
この記事を書いたのは…
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