いまもって人気車種
いや当時より、そのヒストリックカーフリークの熱狂度は増しているのではないかと思われるＦ３１
当店にもひさびさのご入庫です
エアコントラブルでのピットインですのでお客さまにとっては嬉しくないかもしれませんが、なぜかウキウキしてしまって申し訳ございません
だってカッコいいんですもの
そんなレパードのエアコン修理作業です
日産 レパード
Ｅ-ＧＦ３１
昭和６３年登録のお車です
手入れをしながら大切に乗られていることがうかがえるこちらのレパード
エアコンに関してもディーラーさんでメンテナンスを実施していましたが、ついに冷風が出ない状態に
修理をしたくても部品も冷媒も調達できず、当社にバトンが渡ってきました
エアコン不調の原因はこちら
エアコンホースからのガス漏れでした
クーラーガスを充填してもすぐに漏れだしてしまう状態のため圧力が上がらず、プレッシャースイッチの制御でコンプレッサーが回らないといった症状でした
とまあ、原因は日産さんでも分かっていたのでしょうけれど、いかんせん部品がありません
ホース自体が製品廃止となっています
そこで、現品をベースにホースをリメイクいたしました
こちらが完成した高圧ホース
見た目も品質も純正グレードの仕上がりです
樹脂ゴムは経年で硬化しますし、カシメ部も劣化します
強いストレスがかかる高圧側のホースは漏れ頻度も高く、消耗部品と捉えていいかと思います
レシーバドライヤ
こちらも生産終了の部品ですが、適合する社外品を取り付けました
もちろん新品です
エアコン修理作業のタイミングでは、レシーバは必ず取り換えましょう
部品交換後はガスチャージ
旧ガスのＲ１２を充填し、エアコン修理は完了です
レパードのエアコン修理作業、本日も無事に終了
昭和世代のお車ですが、さすがは日産の誇る高級パーソナルカー、すでにオートエアコンが装備されています
ダメージも回復し、スイッチを入れれば冷風全開
カーエアコンはせっかくついている快適装備ですので、直せるものなら直したいですよね
当社にて、これからも快適ドライブのお手伝いができれば幸いでございます
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