冷風が出ないランドクルーザー! カーエアコン修理は電装店で!!
風薫る5月です
窓を全開に疾走しているお車を見ると、ああ風を感じてドライブを楽しんでいるんだろうなぁ、と一般的には思うところでございます
ところがくるまの電機やさんの視点では、エアコンが壊れてしまってお困りで、窓開けながら必死に運転してるんだな、お気の毒にと感じてしまいます
思い過ごしでありますように
でも修理をするならここですよ
ランドクルーザーのエアコン修理作業です
トヨタ ランドクルーザー80
E-FZJ80G
平成6年登録のランクル80です
直列6気筒ハイパワーガソリンエンジンのランクル80ですが、エアコンシステムはいたってノーマル
むしろ過酷な環境下で走行する機会の多いオフロード車のカーエアコンには、その分ストレスも掛かっています
頑丈なボディやエンジンを持つ高級SUV車だから、エアコンもきっと壊れにくいんでしょ、なんてことはないのです
黒くすすけてしまったコンプレッサー
焼き付きが発生しています
稼働時には瞬間的に100℃近い高温になる部分もある冷媒圧縮装置がコンプレッサー
平成6年登録のお車ということもあり、要交換のコンディションとなっておりました
圧縮機能の低下で冷風が続けてでない原因となっていたコンプレッサーは、リビルト品に交換します
新品純正部品より価格が安く、それでいてリビルトメーカー品は保証付き
なにかと費用のかかるエアコン修理は、せめて部品代くらいは圧縮したいものです
見た目でも劣化の進行が分かるコンデンサー
ハニカム構造のアルミフィンは腐食し、修理のウレタンスポンジもはがれ落ちてしまっています
ピンホールからのガス漏れも多数
汚れたコンデンサーを高圧水洗で洗浄して冷え改善に挑む猛者もいるようですが、そんなことをしたらあちこちに穴が開いてジ・エンドですからね
これは掃除とかのレベルではなく新品交換です
交換する新品コンデンサー
こちらは社外品を採用
純正部品と同じ性能であれば、適合する社外品を積極的に使用して修理対応しています
こちらは室内側のエアコンユニット
気化の際の熱収縮を繰り返す部品のため、連続的なダメージを受けています
室内に冷風を届ける大切なパーツでメンテナンスも必要なのに、もっとも手の届きにくいダッシュボード奥にレイアウト
このためその脱着分解交換には少なくない工賃が発生します
ですのでこちらも代用できる社外品があれば、コスト削減のためにも使用します
エバポレーターは社外品、エキスパンションバルブとチューブは純正部品をご用意しました
レシーバドライヤ
すでに機能限界を超えています
冷媒から水分を吸湿する効果が低下すると、エアコンサイクル全体への影響が出てしまいます
こちらも社外品で対応
コンプレッサー交換のタイミングでは、必ず同時交換を実施しましょう
部品交換後はガスチャージ
新ガスのHFC-134aを充填し、エアコン修理は完了です
ランドクルーザーのエアコン修理作業、本日も無事に終了
カーエアコンの修理、お得に直すならやっぱり自動車電装専門店
でも決して安いだけではありません
的確な部品を採用し、チープではなくリーズナブルな施工を目指しております
そして仕上がりは、もちろんプレミアムリッチでございますよ(^_-)-☆
この記事を書いたのは…
株式会社小國電機工業所
さいたま市南区内谷7-6-22
小國電機工業所の公式Facebookページは「こちら」
お見積などのリクエストは「お問い合わせ」ページよりお寄せください