RX兄弟のエアコン修理作業! マツダRX-7です!!
RX-8とRX-7が生れ落ちての兄弟かどうかは詳しく存じませんが、タイトルにもしてしまった流れで記事を進めます
FC3SとFD3Sが兄弟で、8と7は養子とか連れ子なんじゃないかなどとのお声も届きますが気にせず進んでいきます
あ、いまどきは「きょうだい」か
こりゃまた失礼
RX-7のエアコン修理作業です
マツダ RX-7
E-FC3S
平成3年登録のお車です
数年前のお車購入時からほとんどエアコンを使用する機会がなく、いつから壊れていたのか分からないというこちらのRX-7
風は出るものの冷えません
何度かガスチャージをした覚えがあるとのことでしたので、少なくともガス漏れはありそうですね
まずは全体的な点検診断を実施します
異音が発生し、ガスも漏れていたコンプレッサー
先にご案内しておきますが、こちらのRX-7においてはエアコン関連部品のほとんどが要交換という状態でした
サイクルでつながっている各機関ですので、例えばコンプレッサーがロックしてしまいその燃焼カスや異物がホースやバルブを次々に詰まらせてしまうような症例が起きます
単純にガラガラと音が鳴っているコンプレッサーのみを交換すれば問題解決、というわけにはいかないのが悩ましいところです
コンプレッサーはリビルト品との交換が優先条件
やむを得ず純正部品を使用することもありますが、リビルト品があればリビルトコンプレッサーでの修理を実施します
コンデンサー
苛烈な条件で稼働する冷却装置ですので、劣化が激しい
アルミの腐食のほかに飛び石などでのダメージも見られます
コンデンサーは社外品の適合製品を採用
ここでもコストを抑えます
エアコンホースはリメイクが可能
高圧ホース,低圧ホースともに現車から取り外したホースをベースに、おなじディティール,品質のエアコンホースを製作できます
エアコン稼働時には大きなストレスがかかりガス漏れが発生しやすいパーツですので、メンテナンスのタイミングでは新品に交換しておきましょう
室内側のエアコンユニット
こちらもガス漏れが生じています
こちらは純正部品のエバポレーター,エキスパンションバルブ,チューブに交換
レシーバドライヤ
サイクル内への水分混入を防ぎための乾燥剤が入っています
だだしその効果は永続的ではないため、メンテナンスのタイミングでの交換が必要です
こちらは新品のレシーバドライヤ
規格さえ合えば社外品のドライヤでも交換可能
お値段の安いほうを選びました
部品交換後はガスチャージ
旧ガスのR12を充填し、エアコン修理は完了です
RX7のエアコン修理作業、本日も無事に終了
ロータリーエンジン搭載のRX-7の中古車価格は、いまや天井知らずとも言われています
なんと発売当時の新車価格レベルで取り引きされるお車も
わたしも憧れておりました…
RX-8とならぶRX兄弟のエアコン修理作業は、経験豊富なくるまの電機やさんにおまかせを
故障原因を解明し、抜本的に直しませう
この記事を書いたのは…
株式会社小國電機工業所
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