ロードスター! エアコン修理は梅雨明け前に!!
生きているあいだにいつかはオープンカーを所有してみたいという僕の夢は、夢のままで終わりそうな気がしてなりません
せめてオープンカーのエアコンを直してみます
ロードスターのエアコン修理作業です
マツダ ロードスター
CBA-NCEC
平成17年登録のお車です
中古で購入した時からエアコンが効かなかった模様のロードスター
実は夏シーズン以外にお車をお買い求めになり、夏場になって初めてエアコン不具合に気が付くというケースは意外に多いのです
とくに稀少なスポーツモデルなどの車種においては、カーエアコンという機能にはあまり注目せずに車両を選ぶ傾向がありますものね
さて、オープン2シーターのロードスターとはいっても、カーエアコンが効かないのは問題です
風を切って走っているときは壮快でも、渋滞にはまれば太陽直撃逃げ場なしですからね
まずはクラッチ摩耗で稼働不可となっていたコンプレッサー
要交換です
取り換えるのはメーカーリビルトのコンプレッサー
純正部品と同等スペックで価格はリーズナブル
ディーラーさんとの修理費用価格差を、ここで発生させています
ガス漏れが発生していたコンデンサー
冷媒冷却効果を高めるために細かい網目構造になっていますが腐食や衝撃に弱く、ガス漏れの発生が多い部品です
こちらは新品のコンデンサー
サブクールシステムのレシーバドライヤと一体型になっています
カシメ部からの冷媒漏れが確認できたエアコンホース
コンプレッサーで圧縮した高温高圧の冷媒を通す配管ですので、常に強いストレスがかかります
それゆえ劣化や硬化,亀裂発生が進みやすく、消耗部品と考えてもよいパーツです
フレッシュな新品高圧ホースと交換
室内側のエアコンユニット
エバポレーターとエキパン,チューブ
こちらも劣化によるガス漏れです
こちらも新品に交換
ちなみにですが中古車で前オーナーがタバコを吸う方だった場合、エバポレーターにはタバコ臭が付着しています
エアコンをつけるとかび臭い、タバコ臭いなどのトラブルの解決は、究極をいうならエバポレーター交換になります
元から絶たねばダメ、というやつですね
部品交換後はガスチャージ
新ガスのHFC-134aを充填し、エアコン修理は完了です
ロードスターのエアコン修理作業、本日も無事に終了
オーナーさまにとって初めてカーエアコンが機能した、エアコン記念日となりました(かしら?)
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