プジョー3008! エアコン修理は7月までに!!
ひと様のご病気と同じで、エアコン故障にもセカンドオピニオンは大切ですよというお話です
プジョー 3008
ABA-T85F02
2013yモデルのお車です
エアコン不調が発生した場合、いきなり私どものような自動車電装専門店にご相談されるケースはまれなのかなと思います
ふつうはカーディーラーさん、あるいは車検でお世話になっている整備工場さん、ときにはガススタンドやカー用品店さん
そちらのほうが身近ですものね
ただしディーラーさんや整備工場さんには電装専門の整備技師さんが所属されていないことも多く、エアコン修理の経験や知識がやや不足しているという心配も
こちらのプジョーも当初は整備工場にお車をお持ち込みになりガス漏れなどの対策をしていただいたらしいのですが、やがて冷え不良が再発した模様
今回はエアコン修理の専門家であるくるまの電機やさん(=当社)にご入庫いただく運びとなりました
圧縮不良が発生していたコンプレッサー
当社の見立てでは現時点ではガス漏れは発生しておらず、コンプレッサーの故障により冷媒の高温高圧化が実現できていない状態と判断しました
サイクル内に正しいコンディションのクーラーガスが回りませんので、いくらガスを抜いたり足したりしてもエアコンは効きません
コンプレッサーを新品に交換
さらに…
詰まりが発生していたコンデンサー
冷媒の循環不全が併発していました
こちらは価格の安い社外品のコンデンサーを選択
レシーバ&ドライヤが一体式となったサブクールシステムのコンデンサーですので、メンテナンスのタイミングでの交換は正解だとも思われます
部品交換後はガスチャージ
新ガスのHFC-134aを充填し、エアコン修理は完了です
プジョーのエアコン修理作業、本日も無事に終了
これにて完治、と信じております
当店では他店さまで故障診断やお見積をされたお車の再点検も喜んで承っています
異なった見解がでることもあり、もちろん同じ判断となることもございます
そのなかでも、専門店のメリットを活かした修理方法や部品の選択も可能
エアコン一筋(ではありませんが)70年の歴史が、ここにありです
当店を選んでいただいたお客さまに後悔をさせませんように、今日も研鑽を重ね続けるくるまの電機やさん日記でございました
この記事を書いたのは…
株式会社小國電機工業所
さいたま市南区内谷7-6-22
小國電機工業所の公式Facebookページは「こちら」
お見積などのリクエストは「お問い合わせ」ページよりお寄せください