フランス車のルノー、プジョーに続きドイツ車のアウディです
輸入車の修理もできるんですアピールが過ぎてましたらごめんなさい
でもお困りになっている方も多いのです
輸入車のディーラーさんって、意外とエアコン故障には冷たい対応をされることも多いらしいのです（個人の印象でーす）
エアコンを直すのか、直さないのか
車を買い換えるのか、いやどうしよう
迷ったらここへ
決断のお手伝いができるかと存じます
アウディのエアコン修理作業でございます
アウディＴＴ ＲＳクーペ
ＡＢＡ-８ＪＣＥＰＦ
２０１１ｙモデルのお車です
冷たい風が出ないアウディＴＴ
このままでは夏を迎えられません
一般の修理工場さんに入庫するも故障原因が特定できず、当社へのお問い合わせをいただきました
まずはコンプレッサー
圧縮不良が発生していました
修理工場さんでガスチャージは試したらしいのですが、冷媒を高温高圧にする機能自体が損なわれていますので冷風にはなりません
コンプレッサーは適合する社外品と交換
純正部品より価格は低く、かつ国内在庫を入手
ここまではスムーズだったのですが…
ガス漏れが確認できたコンデンサー
アルミ部分が腐食し、フィンの網目がポロポロとはがれ落ちます
リキッドタンク付きということもあり要交換
が、しかし、こちらのコンデンサー、日本国内に在庫がありません
アウディの中でも稀少なＴＴでＲＳクーペということもあり、ディーラーさんでも部品として確保はしていないのです
社外品もありません
このケースではお時間をいただいての本国取り寄せ、在庫を確認してドイツからの輸入を試みます
幸いドイツでのストックは見つかりましたが、納期は税関を含めて１０週間前後
コロナ禍での減便や検疫強化により、普段よりも海外手配のリードタイムが必要です
グーテンターク
コンデンサーが届きました
ようこそ武蔵浦和へ
ガス漏れが発生しているエアコンホース
こちらも国内在庫はなし
圧力バルブを含め、なんという特殊な形状をしているのでしょうか
これもドイツから輸入するしか手がありません
高圧ホースもコンデンサーと同時に届きました
ダンケシェーン
作業時間よりもはるかに長い取り寄せ時間をお許しいただき、なんとか修理を進めることができました
お客さまにも感謝です
部品交換後はガスチャージ
新ガスのＨＦＣ-１３４ａを充填し、エアコン修理は完了です
アウディのエアコン修理作業、本日も無事に終了
欧州車やアメ車でも、いざ修理をしようとすると日本に部品がないことも多々あります
それでも本国に在庫があるだけありがたく、なかには生産国でもパーツの生産が終了してしまっていることも
部品本国取り寄せでの修理作業には輸入のお時間をいただいての作業となりますので、エアコンに異常を感じたらお早目のご相談、ご依頼を頂ければ幸いです
どうぞお迷いなく
この記事を書いたのは…
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