ロードスター! コンプレッサー故障はリビルト品で直します!!
モノの価格は需要と供給のバランスで決定します
市場の台数が減る中で、乗りたいという人が増えていけば中古車の価格は上がります
定価は無いわけですからね
価格が高騰中のユーノスロードスター、FRでオープンで2シーター
なんといってもオリジナル性の高い流麗なスタイリング
若いころ、欲しくても手が届かなかったという現おじさまが、お金に余裕ができて買いあさる
結果値段がどんどんあがる
そしてまたもや手に入らなくなるというスパイラル
その螺旋にくるまの電機やさんも巻き込まれてみたいものです
マツダ ユーノスロードスター
E-NA8C
平成9年登録のお車です
エアコンの効きが悪く、大手カー用品店さんでガスチャージをしたというロードスター
その後冷え不良が再発し、当社へご入庫の運びとなりました
ガスチャージは修理ではありませんのでエアコン故障は直りません
そもそも冷媒が充填できる時点でどこからかガスが漏れています
そこを修理しない限り、効き不良とガスチャージのスパイラルとなるわけでございます
ガス漏れしたままコンプレッサーを回し続けると焼き付きます
冷媒が減り、オイルも枯渇した状態で金属部品同士が擦れあっているわけですから無理もありません
交換修理を致しましょう
取り換えるのはこちらのコンプレッサー
リビルト品です
純正部品より価格の安いリビルトコンプレッサーを採用し、価格の高いロードスターのエアコンを直すのです
エアコンホースも要交換
ガスが漏れています
高圧ホース,低圧ホースを新品交換
フィルターに守られ比較的きれいなエバポレーターですが、やはり目詰まりが発生しています
繰り返す熱収縮と水分でアルミ部が腐食し、ガス漏れが併発している状態です
こちらは新品のエバポレーターと交換
社外製のエバポレーターがある場合は、優先的に採用します
エキスパンションバルブ,チューブは純正部品で交換
リキッドタンクは適合する汎用品と入れ換えます
水分を除去する大切なフィルターですのでお忘れなく
部品交換後はガスチャージ
新ガスのHFC-134aを充填し、エアコン修理は完了です
ロードスターのエアコン修理作業、本日も無事に終了
カー用品店さんやガススタンドさんでのガスチャージは、あくまでテンポラリーな対応です
エアコン不調をしっかり直すなら専門店である電装整備店におまかせください
メソッドに沿って修理します(^^♪
この記事を書いたのは…
株式会社小國電機工業所
さいたま市南区内谷7-6-22
小國電機工業所の公式Facebookページは「こちら」
お見積などのリクエストは「お問い合わせ」ページよりお寄せください