ランクル80! エアコン直して快適ドライブ!!

ランクル80にはエアコンが3つ付いています

ひとつはフロントエアコン、ふたつめはリアエアコン、最後がクーラーボックス、冷蔵庫ですね

それぞれがエアコンユニットとして独立しています

そしてこれが結構な割合で同時に壊れたりしてしまうのですが、リアエアコンとクーラーボックスはあんまり使ってないから壊れててもいいやという方も多いのです

やはり圧倒的にフロントエアコンへの依存が多く、リアとクーラーボックスは潰してでも運転席でエアコンが効くようにして欲しいですというリクエストが多数

今回もそんなランドクルーザーのエアコン修理作業でございます

 

 

 

 

 

トヨタ ランドクルーザー 

 

 

 

 

 

E-FZJ80G

平成5年登録のお車です

 

 

 

 

 

エアコンが効かないこちらのランクル80

トヨタディーラーに持ち込んだところエアコンシステムを全交換との診断

全交換とは先のリアエアコンなども含まれます

お客さまのご希望はフロントセクションのみのエアコン修理でしたが、その処置はディーラーさんでは改造に当たるためか非対応

そこで融通の利く(!?)当社へのご入庫となりました

ランクルだけではなくハイエースなどのバンやワゴン車などでもこの「リアエアコン留め」というエアコン修理方法は以前からやっております

配管加工などの特殊工程はありますのが改造というほどではなく、充分な実績と経験もありますのでご安心のほど

 

 

 

 

 

まずはコンプレッサー

ガス漏れが発生している現車のコンプレッサーを取り外し。リビルトコンプレッサーと交換します

年式の低いランクル80ですが、DENSOメーカーメイドのリビルト品があるのは心強い限りです

 

 

 

 

 

反対にエアコンホースは部品がショート

交換用の高圧ホースが入手できません

 

 

 

 

 

ただ幸いなのはエアコンホースはメイクが可能

現品をベースにあたらしい高圧ホースを製作します

損傷のない金属部分はブラッシュアップして再利用

耐圧の樹脂ホースをジョイントでかしめ、新品のようなエアコンホースが仕上がりました

 

 

 

 

 

アルミフィンが腐食でボロボロになり、詰まりとガス漏れがあるエバポレーター

こちらは社外製の新品エバポレーターと交換します

純正部品がなければリビルト品、それもなければ社外品、それすらなければ現品修理

粛々と作業は進んでいくのです

 

 

 

 

 

社外新品のエバポレーターとエキパン,チューブセット

フロントのみとはいえとても広いランクル80の車室内

新生エバポレーターで、しっかり冷やしてもらいましょう

 

 

 

 

 

トヨタブランドのリキッドタンク

今回の修理では。これのみ純正部品を採用させていただきました

 

 

 

 

 

部品交換後はガスチャージ

旧ガスのR12を充填し、エアコン修理は完了です

後席へのエアコン配管は遮断して、運転席回りのみで完結する新システムになっています

 

 

 

 

 

ランドクルーザー 80のエアコン修理作業、本日も無事に終了

ディーラーさんや一般的な自動車修理工場では交換部品があってもフロンガスの取り扱いがなく、R12仕様車の修理ができないところがあります

当社には専門の自動車電装整備技師の有資格者がいて、フロンガスの回収装置も設備されています

フロンガスを一切大気に放出することなく、的確なガス冷媒の取り扱いができるからこそ、旧ガスと呼ばれるR12仕様のエアコン故障車にも対応が可能となっています

エアコン修理でお困りの旧ガス車のオーナーさま、資格と設備をそろえたくるまの電機やさんが、武蔵浦和でお待ちしております

ぜひともご相談のほど

 

 

 

 

 

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