ソアラ! 名車のエアコン復活させます!!
ハイソカーという名前は、このソアラのために生まれたコトバではなかったか
バブル期を象徴するかのようなこのソアラ、その中古車価格はまさにバブル
状態さえよければ年式が古ければ古いほど高値が付いているというプレミア感満載の、キングオブハイソサエティカーでございます
クイーンオブでも結構です
トヨタ ソアラ
E-GZ20
昭和63年登録のお車です
ついついツインカム24バルブツインターボと言ってしまいたくなるソアラのエンジンルーム
名機1Gは好調な稼働状況ですが、エアコンが効きません
つねに暑いのです
これでは上流階級のひとは運転してくれないのです
ゴムホースの継ぎ目にガス漏れが見受けられる高圧ホース
高温高圧の冷媒がお通りになる配管ですので、疲弊はお許しください
むしろよくぞ今までご無事でしたなと讃えたいです
時おり破裂している高圧ホースもお見掛けしますので
室内に冷風を送り込むエバポレーター
フロントコンソールの奥にレイアウトされているため劣化や汚染に気が付きにくいのですが、バラしてみればこの状態
ここを通過する冷気を吸い込みながら運転していると思ったらちょっと寒々しくなりますよね
エアコン効かないのに
室内側エアコンユニットをASSYで交換します
こちらは純正部品を採用
現時点では新品パーツの入手が可能です
こちらはEPR
冷媒の冷え過ぎなどを調整するレギュレーター
コンプレッサーまでの配管が凍ってしまうような故障事例では、このEPRが機能していないケースが考えられます
新品に取り換えました
エアコンメンテナンスのタイミングではかならず換えたいリキッドタンク
ここで交換を怠ると、のちのち大きなしっぺ返しが…
リスク回避のためのコストは必要です
部品交換後はガスチャージ
旧ガスのR12を充填し、エアコン修理は完了です
ハイソサエティカー・ソアラのエアコン修理作業、本日も無事に終了
名車旧車をお持ちのかたには、エアコンが壊れているので実際には車に乗っていないというケースもあるとお聞きします
カーエアコンが効かないので運転したくないし、といっても手放したくないので手元には置いてある、といったような
当社にも「もうあきらめていたけど、ここでエアコンが直るならまた乗り始めたい!」とのことで、切れていた車検を取り直してご入庫される事例も多々あるのです
ガレージで眠っているお車を起こしてみませんか
まだまだ走れるはずだと思います
愛車も、お客さまも…
(寝た子を起こして騒ぎになったらごめんなさい)
この記事を書いたのは…
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