ブルーバード! 名車のエアコン復活工場!!

名車復活シリーズの第3弾はブルーバードです

当初はコンプレッサーのみの交換を希望されていたオーナーさまですが、せっかくコンプレッサーを修理交換するのであれば再故障のリスクを避けるためにもエアコンサイクルの洗浄やレシーバドライヤの同時交換も必要ですとご案内し、全体的な点検メンテナンスを含めた対応を実施させていただきました

その分費用は掛かるのですが必ずメリットがある工程ですので、おせっかいながらもご提案をさせていただいている次第でございます

 

 

 

 

 

日産 ブルーバード

 

 

 

 

 

E-RUN12

平成元年登録のお車です

 

 

 

 

 

こちらのブルーバードでは走行中にエンジンルームから発煙

(よくぞご無事で!)

原因はエアコンコンプレッサーでした

 

 

 

 

 

新車当時から搭載されていたと思われるカルソニックカンセイ製のコンプレッサー

マグネットクラッチが破損しリレーが機能しない状態に

導通がないのにプーリが廻り続け、金属摩擦からの発煙だったと思われます

これまで修理を依頼していた工場では代替コンプレッサーの用意ができずにお困りのところ、当社のホームページを見つけていただいたとのことでした

発見、ありがとうございます

いまGoogleで「ブルーバード」「コンプレッサー修理」で検索してみたところ、なんとか最初のページに当社HPが表示されていますね

検索結果がもっと上位になりますよう、研鑽を続けてまいりたいと思います

 

 

 

 

 

35年ほど前のお車のコンプレッサー在庫が日産自動車さんに無いのは責められません

社外品やリビルト品もリサーチしましたが見当たりません

でもこれでは諦められないエアコン修理

コンプレッサーを現品からリメイクしました

ケースは分解洗浄して再利用、汎用品や適合パーツを流用しながら消耗部品はすべて新品に取り換えてコンプレッサーを組み上げます

画像でご覧いただけるとおり、純正新品ルックのコンプレッサーの完成です

 

 

 

 

 

こちらはリキットタンク

余分な水分やサイクル内の異物を取り除くフィルター機能もあります

専用の洗浄液でエアコンサイクルを充分フラッシングし、最終工程でリキッドタンクを交換設置

とくにコンプレッサーから煙が上がってしまったような事案では、これらの処理を怠ると故障再発の確率が上がってしまいます

ご留意くださいませ

 

 

 

 

 

部品交換後はガスチャージ

旧ガスのR12を充填し、エアコン修理は完了です

 

 

 

 

 

 

ブルーバードのエアコン修理作業、本日も無事に終了

年式の低いお車を大事に乗り続けていらしゃるオーナーさまほど、修理や点検などのメンテナンスを正規ディーラーさまに依存されている傾向が高いのかとも思います

やはり街の整備工場より一般的な信頼度はありますからね

でも今回のケースのようにディーラーへ部品を供給しているもともとの自動車メーカーの方で修理パーツを廃止扱いにされてしまうと、それ以降はお手上げという状態にもなってしまいます

すべての部品に対応できるわけではありませんが、ことエアコンに関して私どものような自動車電装整備専門店へのご相談で解決できることも

車検切れで車庫に眠っていたり、夏場はあきらめて乗っていなかったりという愛車をぜひ、当社工場へお運びくださいませ

復活へのお手伝い、承らせていただきます

 

 

 

 

 

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