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くるまの電機やさん日記(新)

スンガリー新宿3丁目店

ながいこと生きてきたつもりですが、ロシア語は一文字も読めません

 

 

 

 

 

ドアの上のお店の名前、たぶん「スンガリー」と読むのでしょう

そしてながいこと新宿の街を行き来していたつもりですが、このお店の存在は知りませんでした

ロシア、ウクライナ、ジョージア料理のスンガリー

この日もすぐそばにあるサルバトーレ・クオモに行くつもりだったのに、とつぜん発見したこの重厚な店構えのお店に吸い込まれてしまった

 

 

 

 

 

素敵な店内インテリア

ロシアのみなさん、こんなお部屋でお食事でしょうか

考えてみたらロシア語での「こんにちは」も「ありがとう」も分からないのね

ハラショーしか知らない

乾杯って、なって言うんだろ

ピロシキってロシア語なのかしら

 

 

 

 

 

とりあえずビールを頼んでみた

おそらくはロシアのビール

 

 

 

 

 

アミューズは海老のコンソメとオリーブオイルっぽいスープ

いや、初めての見た目

初めての味

初めての興奮

ハ、ハラショー

 

 

 

 

 

言葉が分からずのなかではメニュー名も覚えられないのだけれども、唯一記憶に残った名前の料理がこちら

シュクメルリ

ひな鶏のニンニククリーム煮込みです

なんだこれ

美味しすぎてお代わりしたい

ソースもぜんぶ飲み干したわ

今度犬を飼ったらその名前は決まりだね

シュクメルリ

どんな意味?

 

 

 

 

 

ここらでワインも注入

おそらくはジョージアワイン

目がパチパチするくらい驚いたわよ

その美味しさに

しかもリーズナブル

なにかを間違えてそうなコストですが、これがあるべき輸入ワインの価格設定なのではと思い入りました

フレンチレストランのワインの価格とか目がパチパチだもんね

庶民の飲み物はこうでないと

 

 

 

 

 

こちらはおそらく仔羊のロースト

うまかったのは間違いありませんが、もはや料理名は不明です

やわらかいの

優しいの

 

 

 

 

 

これはわかるぞ

ビーフストロガノフ!

むむ、ストロガノフってロシア語なのか

ストロガノフってタイピングしてたら、サルマン・ハシミコフを思い出したぞ

新日に登場して猪木らと抗争を繰りひろげたソ連のレスラーだ

「フ」しか被ってないけどね

ビクトル・ザンギエフ選手ってのもいたな

これも「フ」だ

なぜかロシア料理を食しながらも、いにしえのプロレスラーを思い出してやまなくなるスンガリー新宿3丁目店なのであった

ショータ・チョチョシビリにはフは付かずか

あ、ゴルバチョフ…

 

 

 

 

 

初訪問にして魅了されてしまったスンガリー

実はその翌週にもお邪魔してしまうのであった

料理の写真がいっぱいあるのはそのためです

さて、3度目はいつになるのか

どんな出会いがあるのか

行けばわかるさ

迷わず行くぞ

1、2、3、スンガリー

 

 

 

 

 

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