プジョー208! 外車のエアコンを直してます!!
お困りではないでしょうか
輸入車のエアコン故障
正規ディーラーに依頼すべきか
お買い上げの専門ショップに相談するか
あるいは車検でお世話になっている修理工場さんか
こたえはここ、自動車電装専門店
カーエアコンなど電装関連の修理メンテナンスに特化したお店なのです
ドイツ車のメルセデスも、フランス製のプジョーもルノーも直してます
海外メイドのお車のエアコントラブルも、日本の電装整備技術のクオリティの高さでカバー
さあどうぞ、お越しくださいませ
プジョー 208GT
3BA-P21HN05
2020yモデルのお車です
(新しい!)
エンジンルームからカラカラという異音がするというこちらのプジョー
エアコンの効き自体もいまいちで、しばらく走行しないと冷風が出てこないといった状況です
新車登録からまだ間もないのに、このような症状が出るのは珍しいケースではないでしょうか
オーナーさまもお気付きのとおり、エアコン稼働時のカラカラサウンドは、コンプレッサーの故障です
本来であればガス冷媒といっしょに封入されているコンプレッサーオイル(エアコンオイル)により潤滑されるはずの金属部品が、直接擦れあっているために擦過音が生じているものと思われます
つまりガス漏れですね
これはこのコンプレッサー単体、個体としての問題なのか
あるいはこの周辺ロット全体の不具合なのか
なんなのでしょう
知る由もないくるまの電機やさんでは、静かに推移を見守りたいと思います
謎は謎のままのほうが良いことも、大人の社会にはあるものです
交換するコンプレッサー
こちらは国内在庫を確保できました
おなじ問題が発生しないことを確認し、故障品との入れ換えを実施します
こちらはコンデンサー
サブクールタイプで、レシーバドライヤ一体型となった製品です
コンプレッサーが異音などのトラブルで故障した場合、コンデンサー+レシーバドライヤの同時交換は必須となります
コンプレッサーが壊れた時点でサイクル内には摩耗で発生した金属粉が点在しています
単純にコンプレッサーだけを交換した場合、交換後のコンプレッサーにこれらの金属粉などの異物が流入し、コンプレッサーはふたたび壊れます
これゆえ、今回もコンデンサーの交換を実施させていただきます
鉄粉等が循環しているエアコンサイクルを洗浄し、関連部品を交換することで、コンプレッサー再故障のリスク回避しています
ところがこのコンデンサー、日本には在庫がありませんでした
おっと困った
プジョー208GT自体が稀少車で、しかも最近のお車なので修理パーツが充分流通していないのです
このケースでは本国手配、フランスからのコンデンサー取り寄せ事案となりました
お待たせしてしまい、申し訳ございません
当初の納期予定が8週間、実際にはおよそ4週間ほどで通関し、ようやく作業スタートにこぎつけました
こちらはプレッシャースイッチ
コンプレッサーの圧力を感知する重要部品
ショートパーツですがサイクルの番人的なこの部品は、定期的な交換がおすすめです
部品交換後はガスチャージ
新ガスのHFC-134aを充填し、エアコン修理は完了です
プジョー208GTのエアコン修理作業、本日も無事に終了
輸入車の各ディーラーさまにはサービス用のガレージがあり、メンテナンス担当の整備士さんも常駐しています
ただ、ことカーエアコンになると自動車修理よりも電装品修理を専門とする電装整備技師の守備範囲となります
ディーラーさんに愛車を預けたつもりが下請けの電装店に丸投げされていた、これはエアコン故障ではよくあること
ならば最初から下請け業者である「くるまの電機やさん」におまかせくださいませ
きっと工期やコストでもメリットがあるはずです
なにより安心感が違いますからね
(…と、思っていただけたら幸いです)
この記事を書いたのは…
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