Y31シーマ! 旧冷媒仕様車のエアコン修理ならここ一択!!
シーマです
「速くて高い」
そんなキャッチコピーで良かったのでしょうか
あるいは
「ふつうでスゴい」
いや、こんな高級乗用車がふつうなワケないな
「バブルでごめんね」
ちがうな、あんまりほめてないし
悩んでいても仕方ないので、修理記事へと進みます
時を超える人気車種、シーマのご入庫です
日産 シーマ
E-FPAY31
昭和63年登録のお車です
ワンオーナー車のY31シーマ
エアコンメンテナンスは20年ぶりとのことです
よくぞ当社を見つけていただきました
よくお手入れをされているシーマでしたが、やはり機械は消耗品
各所にダメージが見受けられます
黒くすすけているコンプレッサー
オイルシール機能が低下し、ガスが漏れてしまっています
焼き付きまでの状態ではありませんが、このままではいつロックしてしまってもおかしくない状況でした
こちらは交換するコンプレッサー
リビルト品です
シーマは人気車種のため部品需要が高く、リビルトコンプレッサーが流通しています
純正部品は製品廃止なのですが、メーカーリビルト品での交換対応ができますのでご安心ください
おなじくガス漏れが発生していたエアコンホース
こちらは現品ベースの修理を実施
リメイクした完成品のホースです
ゴムホース+金属ジョイントというシンプルな構成ゆえ、現品さえ残っていれば同じ仕様のホースを作製できます
エアコンとは別に、オーナーさまにリクエストされたのがシフト部分のカバー交換
レバーを動かすと稼働するスライドカバー部分が破損してしまい、日産さまに発注しても生産終了だからと断られてしまったとか
当社では新品部品を入手することができました
画像が新品のシフトカバー
日産ではインジケーターカバーという名称になるらしいです
そしてこちらもエアコン関連ではないのですが、最新カーナビをインストール
くるまの電機やさんはカーエアコン修理も得意ですが、カーナビ取り付けもスペシャリスト
どうぞ併せてお申し付けください
部品交換後はガスチャージ
旧ガスのR12を充填し、エアコン修理は完了です
Y31シーマのエアコン修理作業、本日も無事に終了
当社では旧冷媒(=R12ガス)仕様車の修理は、旧冷媒を使用したエアコンサイクルのままで直しています
サービスポートを新冷媒(=HFC134a)用に交換して無理やり新ガスを入れたりしませんし、ましては変性フロンやら代替フロンなどの怪しげなクーラーガスもいっさい使用しません
自動車修理においては愛車をお預けになったあと、どのような修理や取り扱いをされているか不明で、不安に思われるオーナーさまも多いかと思います
当社ではそのような心配を少しでも軽減できればとの思いもあり、ホームページやブログ、インスタグラムなどでの情報公開、発信を続けさせていただいております
どうか本日の記事も、もやもやを抱えている自動車オーナーさまに届きますように
そしてご興味を持たれた方からのご相談のきっかけとなれば幸いです
さあ夏に向け、エアコンメンテナンスの計画をスタートしましょう
この記事を書いたのは…
株式会社小國電機工業所 / さいたま市南区内谷7-6-22
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