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くるまの電機やさん日記(新)

ボルボV90! 外車歓迎のエアコン修理です!! 

お付き合いのある修理工場で、ごめんなさいねー、うちは輸入車のエアコン修理はやっていないんだよねーと言われてしまってショック状態のお客さま

安心してください、歓迎です

車検とか点検整備はアメ車でもドイツ車でも受け入れているのに、ことカーエアコンとなると逃げてしまうのは、きっと過去に苦い経験をされたのでしょうねと勝手に想像しております

あるいは嫌な思いをしたくないから避けているとか

大丈夫ですよ

カーエアコンに国境無し!

いや、ちょっとあるかな

でもこの時代、ボーダレスに対応しないと生き残れません

ショックを払拭すべく、どうぞ当社におこしくださいませ

がんばってみますので

 

 

 

 

 

ボルボ V90

 

 

 

 

 

DBA-PB420

2018yモデルのお車です

 

 

 

 

 

中古車で購入した当初からエアコンが効かなかったというV90ボルボ

整備記録簿も綴られてなく、これまでのメンテナンス状況も不明です

業者間取引も多い輸入車ではよくあることなのですが、そもそも記録があったところでエアコン故障に関しての情報は足りませんので当社では気にしていません

あくまで現車確認し、現況を診断します

それが大事

 

 

 

 

 

機能不全に陥っていたコンプレッサー

要交換です

VOLVOブランドの純正品ですね

ガス漏れに端を発するオイル不足で、摺動による金属摩耗の結果、焼き付きを起こしています

たぶん

 

 

 

 

 

みなさまがご存知かどうかは分かりませんが、異様に高価なボルボ・カーズの純正部品

親会社ってどこでしたっけ

高額なボルボマークのコンプレッサーを避け、OEMコンプレッサーとの交換で修理を実施します

社外新品なのでそれなりのお値段ですが、純正品よりはコストダウンが図れます

 

 

 

 

 

コンプレッサー焼き付き故障のケースでは、燃焼カス、鉄粉などがサイクル全体にまん延してしまっております

コンプレッサーだけを新品に交換しても、残存異物がふたたび暴れ出し、せっかく取り換えたコンプレッサーを攻撃

あえなくコンプレッサーの再故障が末路

こんな事態を避けるため、コンプレッサーの入れ換えだけではなく充分なサイクル洗浄、そしてコンデンサー+レシーバドライヤの同時交換が必須となります

 

 

 

 

 

サブクールシステムのコンデンサー

こちらも純正部品ではなく、社外品を採用しました

高価になりがちな輸入車のエアコン修理ですが、部品代の圧縮ですこしでもリーズナブルに提供できればと思っております

とはいえ品質には妥協しませんので念のため

 

 

 

 

 

部品交換後はガスチャージ

新ガスのHFC-134aを充填し、エアコン修理は完了です

 

 

 

 

 

V90ボルボのエアコン修理作業、本日も無事に終了

輸入車は販売元であるそれぞれのディーラーさんでも修理を実施しているかと存じます

ただ、ディーラーさんでの修理で問題なのは、エアコン故障原因の特定ができずにエアコンシステムをまるごと交換されてしまうケースがあることです

これも怪しい、こちらも壊れがち、そしてこれらもそろそろ寿命っぽい

このさいぜーんぶ取り換えましょう!みたいなストーリーです

ただでさえ部品代単価が高い輸入車で、そんなに費用をかけてエアコンを直すくらいなら、いっそ新車の乗り換えようかなぁ

そんな気持ちになってしまうのも不思議ではありません

(おっと、それが彼らの狙いだな)

もちろんフルメンテナンスをして安心感を得たいとのケースもあるかと思いますが、自動車電装専門店では不具合要因を見極めて、ピンポイントでの修理も可能

エアコンを直して愛車を乗り続けたい、でも高額な費用は計上できない

そんなオーナーさまこそ、くるまの電機やさんでのカーエアコン修理がおすすめです

ご相談、大歓迎でございます

 

 

 

 

 

この記事を書いたのは…

株式会社小國電機工業所 / さいたま市南区内谷7-6-22

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