ゴルフⅤ! 外車歓迎のエアコン修理です!!
フォルクスワーゲンのご入庫です
モデルバリエーションの多さやコストパフォーマンスの優秀さから、長年日本での人気を維持しているフォルクスワーゲン
そのなかでもゴルフVは性能面の評価も高く、通好みの1台と呼べるかもしれませんね
永く乗り続けるオーナーさまも多いモデルで、そのぶんメンテナンスも必要になってきます
いつもはディーラーさまで整備を実施されている輸入車も、エアコンの修理や点検は電装専門店へのご依頼がおすすめです
それはなぜか
今回のブログでやんわりとご紹介できればと思います
フォルクスワーゲン ゴルフⅤ
GH-1KAXX
2006yモデルのお車です
かなり以前からエアコンの効きが悪かったというこちらのゴルフV
正規ディーラーさんには車検や整備のタイミングで相談し、そのつどガスチャージで対応していたそうです
【画像上:純正品のコンプレッサー (ガス漏れ,圧縮不良)】
【画像下:社外品のコンプレッサー (SANDEN製)】
エアコン故障でガス漏れが確認できると、ガスチャージでリカバリーをするケースがあるかと思います
ただ、エアコンが効かなくなるくらいのガスリーク量であれば、冷媒といっしょにエアコンオイルも漏れてしまっているのです
【画像上:純正品のコンデンサー (目詰まり,機能限界)】
【画像下:社外品のコンデンサー】
なんどもなんども繰り返しガスチャージをするうちに、コンプレッサー内に潤滑油がない状態となり、機能不全、圧縮不良に陥ります
コンプレッサーオイルを規定量リフィルしていけば問題を減らせますが、なかなか電装専門店以外では難しい作業です
【画像上:プレッシャースイッチ 交換前】
【画像下:プレッシャースイッチ 交換品】
言い方は悪くなってしまうのですがガスチャージはその場しのぎの対応といった色合いが濃く、ガス漏れで冷え不良の根本対策は、リークポイントの交換です
もうすこし言うとガス冷媒を足すだけでは先のオイル消失の理由により、結果的にコンプレッサーの焼き付き損傷につながってしまうのは「自明の理」、なのです
(このコトバを初めてツカイマシタ)
良かれと思って作業した結果、致命的なダメージを呼び込んでしまう
そんなリスクを避けるために、エアコン故障はくるまの電機の専門店へのご相談を
当社ではコンプレッサーとコンデンサーをそれぞれ社外品に交換しました
もちろん交換事由をお客さまに説明し、コンセンサスをいただいた上でのご対応です
部品交換後はガスチャージ
新ガスのHFC-134aを充填し、エアコン修理は完了です
フォルクスワーゲン ゴルフⅤのエアコン修理作業、本日も無事に終了
輸入車は販売元であるそれぞれのディーラーさんでも修理を実施しているかと存じます
ただ、ディーラーさんでの修理で問題なのは、エアコン故障原因の特定ができずにエアコンシステムをまるごと交換されてしまうケースがあることです
これも怪しい、こちらも壊れがち、そしてこれらもそろそろ寿命っぽい
このさいぜーんぶ取り換えましょう!みたいなストーリーです
ただでさえ部品代単価が高い輸入車で、そんなに費用をかけてエアコンを直すくらいなら、いっそ新車の乗り換えようかなぁ
そんな気持ちになってしまうのも不思議ではありません
(おっと、それが彼らの狙いだな)
もちろんフルメンテナンスをして安心感を得たいとのケースもあるかと思いますが、自動車電装専門店では不具合要因を見極めて、ピンポイントでの修理も可能
エアコンを直して愛車を乗り続けたい、でも高額な費用は計上できない
そんなオーナーさまこそ、くるまの電機やさんでのカーエアコン修理がおすすめです
ご相談、大歓迎でございます
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