Y30セドリック! 昭和の名車のカーエアコン修理!!
昭和の名車シリーズの第3弾、セドリックのご入庫です
6代目のセドリックはY30型系と呼ばれる人気モデル
当社への作業ご依頼も多く、修理の経験を積ませていただいております
すでに修理交換用の部品がないところが昭和の名車のエアコン修理の泣き所なのですが、お客さまのご理解をたまわり、お時間をいただきながらも粛々と対応しております
もちろんY30グロリアの修理も可能ですのでおまかせください
セドリック/グロリアのカーエアコン、復活させます
日産 セドリック ターボブロアム
E-Y30
昭和61年登録のお車です
V型6気筒エンジンを搭載した最初の国産車
VG20ですね
原動機まわりのコンディションは調子が良さそうなのですが、カーエアコンに関してはほぼノーメンテナンス
整備を怠っているわけではなく、部品が製品廃止となっているのでもう手入れができないのです
そのようなお車が全国あちらこちらにあるかと思うと心が痛みます
どうぞ当社までお困りのお声を届けてください
きっとお力になれるかと存じます
ちょっとばかりお財布が痛んでしまうかもしれませんが
純正部品が生産終了となっているセドリックでは、リビルト品や社外品、あるいはオーバーホールやリメイクしたパーツを組み合わせながらの修理対応となります
こちらのコンプレッサーもリビルト品
R12仕様の貴重なリビルトコンプレッサーです
エアコンホースは現品ベースのリメイクを実施
口金,フランジ部分ブラッシュアップして再利用し、新品ホースとかしめて仕上げています
センサーバルブ付きの低圧ホースも再生させます
ゴムホースと配管をジョイント
純正部品と同じディティールのエアコンホースを製作しています
室内側のエアコンユニット
こちらもASSYで新規製作します
樹脂製のケースは再塗装してリユース
内部構成部品のエバポレーター,エキスパンションバルブ,チューブを新品に交換してユニットを組み上げています
こちらはサーモスイッチ
シンプルな改造で、温度調整用の回路を新設しておきます
この世代のお車の弱点である部分をカバーできるのも電装専門店の強みです
レシーバドライヤ
冷媒の貯蔵と水分除去の要所です
ただ、やはり日産純正部品はありませんので、社外品を採用しています
こちらが適合レシーバ
タンクの長さ、IN側とOUT側のボルトネジ径が合えばフィッティングOK
オリジナルを作っている会社があるのですね
助かります
部品交換後はガスチャージ
旧ガスのR12フロン冷媒を充填し、エアコン修理は完了です
Y30系セドリックのエアコン修理作業、本日も無事に終了
昭和が終わってもう36年
いろいろなモノやコトが変化をしていくなかで、色あせない魅力を放つ国産レジェンドカー
大切な愛車のメンテナンスは昭和を知る会社、創業昭和27年という当社におまかせくださいませ
当時のシステムや仕様を大切にしつつ、令和のテクノロジーを融合させて自動車電装整備を未来につなげています
最後のお気に入りの修理屋さんとして、当社をブックマークいただければ幸いです
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