トヨタ セラ! 旧ガスのエアコン故障車はお集まりください!!
この仕事をしながらも、実車を見たのは何年ぶり、いや何十年ぶりではなかろうか
トヨタ セラをお預かりしました
全天候型オープンのガラスルーフ
そしてなによりガルウイング
個性際立つ、レアなスペシャルカー
エアコン修理でのご入庫です


トヨタ セラ

E-EXY10
平成5年登録のお車です


これがガルウイング
バタフライドアなどと呼ばれることもあるらしいのですが、とにかく斬新
はじめて見た人はドアが壊れているのかと思うのでしょうか
デロリアンのドアの開きかたとも違いますしね

ドアはともかくエアコンです
10年ほど前からガス漏れがあったというこちらのセラ
これまではガスチャージで冷え不良をリカバリしてきましたが、今回は根本的な修理をご希望
エアコン関連部品を交換してのメンテナンスを実施します


ガス漏れが顕著だったコンプレッサーは現品修理
車両そのものが希少なセラには、エアコンパーツのメーカー在庫もありません
リアハウジングをブラッシュアップして再利用、プーリーとマグネットクラッチを付け替え、消耗部品は新品パーツに交換してあたらしいコンプレッサーをリメイクします

エアコンホースでもガス漏れを確認
こちらもトヨタでの部品在庫管理期間を過ぎています
コンプレッサーと同様に、現品ホースからのリメイクが必要な状況となりました


完成品のエアコンホース
コンプレッサーからの高圧側ホースと、戻りの低圧側ホース
それぞれの配管を作り直しました

こうなればエバポレーターも交換です
予想通り、ほぼすべてのエアコン部品からのガス漏れが発生していました
エバポレーターはエンジンルームからは見えない場所にレイアウトされています
このエバポレーターの故障を見逃してエアコン修理を終了してしまうと、システムを再稼働させたあとに不具合が露見します
それは大変
ここまでの診断を実施してからの、エアコン修理計画立案が重要なのでございます


エバポレーターも現品修理
樹脂製のケースは再利用しますが、熱交換ユニット本体をリメイク
噴射装置のエキスパンションバルブと感熱チューブをセッティングし、エバポレーターASSYの完成形となります

レシーバドライヤは汎用品を採用
DENSOメイドの適合品を選択しています
トヨタ純正部品よりお安くなっています

部品交換後はガスチャージ
旧ガスのR12を充填し、エアコン修理は完了です

トヨタ セラのエアコン修理作業、本日も無事に終了
フロンガス仕様車のカーエアコン修理は、修理業者を探すのがひと苦労
ディーラーさんでも対応は終了、カーショップでも断られ…
たまたま引き受けてくれるお店を見つけたとしても冷媒が代替フロンだったり、部品が中古品だったりするケースもあるようです
当社では安心してお客さまがお車を預けていただけるように、情報の公開と発信を心がけています
旧ガス仕様のカーエアコンは、そのまま従来のエアコンシステムで修理するのが基本中の基本
イレギュラーな作業は極力避け、本来のエアコンのパフォーマンスを復活させることに日々注力しております
融通がきかないと思われることもあるかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします
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