寒い日々が続いていますが、たとえ真冬でもカーエアコンの修理は承って
おります(*^。^*)
今回は、ワゴンRのエアコン修理を行いました
その様子をご案内します
スズキワゴンR
MC11S 平成12年登録のお車です
オーナー様によりますと、ディーラーでの車検の際にエアコンのガス漏れを
指摘されたとの事で、当店で点検見積を実施させて頂きました
当社にて、ガス漏れ検地機等を使用したところ、エアコンのガスが漏れてい
る箇所は、ディーラーでの判断通りエアコンサイクルの室内側への入口部分
のパイプでした
具体的にはエキスパンションバルブから、ガスが微量づつ漏れている状況です
ガスが漏れている箇所は、黒く油汚れが付いてますので目視でも確認出来ます
エキスパンションバルブ内で油や汚れの固着や詰まりが発生した為、ガスが流
れにくくなり、パイプとのジョイント部分から漏れが発生したものと判断しま
した
このケースでは、エキスパンションバルブ自体を新品部品に交換し、パイプと
の接合部分のOリングも全て交換する事で修理対応を行います
お客様に故障原因をご案内し、見積をご提示、その内容で修理依頼を頂戴致し
ましたので、ワゴンRは当社に修理預かりとなりました
メーカーより部品を取り寄せ後、エキパンの交換を実施致しました
エキパンを交換取り付けし、ガス(HFC134)をチャージし、これで無事に修
理完了!
…と思ったのですが、サイクル内の詰まりや漏れが改善した割には、エアコ
ンの風量が弱い、冷えがいまひとつ(*_*;
もしやと思い、エアコンのフィルターを取り外して点検してみると、もの凄い
事に^^;
おそらく新車時から一度も交換されていない状態と思われ、汚れやホコリが
フィルターを覆い尽くし、真っ黒の状態でした!!
こちらの画像を見ても、汚れは確認出来ると思いますが、実は画像を撮影前
に表面的なホコリは、はたいて落としてしまった後の状態でこの様子です
エアコンフィルターは、助手席の足元の奥のほうに装着されています
ちょっと手が届きにくく、作業しづらい場所なので、あまり一般的には定期
メンテナンスを行う方はいらっしゃらないかも知れませんね
当社では、エアコン修理でご入庫されたお車は、念の為フィルターの点検を
行うようにしております
エアコンフィルターは、花粉やディーゼル排出物、ホコリ等の社外からのダ
ストと、カビ、タバコ、体臭、ペット臭等の車内のダストの侵入を防ぐ部品
です
ダストが溜まると、それ以上のフィルター機能が損なわれるだけではなく、
フィルターに詰まったホコリやカビ自体が臭いの原因となり、エアコンを
作動させるたびに、イヤナな臭いが車内に充満する原因にもなります
こちらが新品のエアコンクリーンフィルターです
クリーンフィルターには、標準タイプ、清浄効果が高い高機能タイプ、脱臭効