エアコン修理! プレリュード

プレリュードのエアコン修理を行いました




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ホンダ プレリュード


平成5年登録のE-BB4です






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こちらのプレリュードは以前当店でエアコン修理を行ったお車です


前回はコンプレッサーやエバポレーター等を修理しましたが、今度は前回修理しなかった箇
所からのガス漏れが発生してしまい、当店へ再入院する事となりました



今回修理交換を行うのは、

・コンデンサー

・高圧ホース

・パイプ

・プレッシャーS/W


です


ただ、残念な事にこれらの部品のうち「コンデンサー」と「高圧ホース」は既に生産終了し、
新品を入手する事が出来ない状態でした(*_*;


ホンダにも電装メーカーにも問合せを入れましたが、すでに保守パーツのサービス対応期限
が過ぎており、かつ流通在庫も無いので部品が手に入らない…


困りました




ただ、以前からこちらのプレリュードのオーナー様がお車を非常に大切にお乗りになられて
いる事を知っていたので、ナントカしたいとの思いもあり現品修理にて対応させて頂く事に
致しました




ちょっと予想以上にコストと時間が掛かってしまうのですが、修理して乗り続けるにはこの
方法しかないと云う事で、オーナー様にご了承頂き作業手配を進めて行く事に






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こちらが絶滅種のコンデンサー^^;


新車登録より16年ですので、持った方だとの考え方もあります






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そして、かなり複雑な形状の高圧ホース


これと同じホースを新たに作成しなくてはいけません


現品修理と言っても、壊れた部品をトンカチで叩いたり、溶接やハンダ付けをして修理して
行くのではなく、現品を見本としてあらたにハンドメイドで部品を造るのです


近いデザインの他車種用の部品を流用し、プレリュードに適合するように改造加工していく
事になります




この為、時間とコストが必要になるのでございます


何卒ご了承下さいませm(__)m






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こちらのパイプはメーカー在庫がありました






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リキットタンクは前回の修理の際に交換したので、今回はそのまま使用します






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プレッシャースイッチはアウトでした


が、こちらも部品がメーカーにありましたので交換することに






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コンデンサー他、現品修理の部品の完成を待つプレリュード


ラジエターを外した状態で、パーツの到着を待ちます






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プレッシャーS/Wが、最も早く届きました


おそらくプレリュード以外の車種にも採用されている部品なので、コンデンサーやホースと
違い、まだメーカーでサービス体制を残しているんでしょうね


全部在庫しといてくれればいいのに(^_^メ)






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高圧ホースが完成しました☆


さっそくエンジンルーム内に入れてみると、正確にレイアウト出来ています


当然ですが、すごい(笑)






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そしてコンデンサーが最後に
到着!


新品のコンデンサーをベースに、ホースのジョイント部分を加工して作成しています


接合部のロケーションやアングルが少しでも違うと、エアコンユニットに収まりません




時間を掛けさせて頂いたおかげで、問題なくジョイント出来ました(*^^)v






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部品を組み上げ、最後に真空引きのガスチャージを行って修理は完了です



平成5年のお車ですので、冷媒は旧ガスのR12です






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今回は長期入庫での作業となってしまいましたが、なんとか無事にお引渡しする事が出来ま
した


エアコンはこれでバッチリです


まだまだ、更に永~く乗り続けられそうですねー












エアコン修理を行ったばかりのタイミングで云うのもナンですが^^;、当店ではダイナモ修理
やスターターのリビルト品交換もやっております


機会があれば(!?)、ぜひともご相談を(*^。^*)




























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