エアコン修理! アルファロメオ155

アルファロメオのエアコン修理作業の様子をご案内致します




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アルファロメオ 155


1995YモデルのE-167ALAです






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修理内容は、コンプレッサー交換、リキットタンク交換、オリフィスチューブ交換です


エアコン修理としては一般的な項目なのですが、アルファ155にとってはかなり大変な
作業になります






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それは何故かと申しますと、コンプレッサーがとんでもない場所、エンジンマウントの一番
下に装着されているからなのです






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どーにか上から外せないものかと、上から眺めたり、下から覗いてみたり、斜めから睨み付
けてみたりしましたが、どーしても無理なようです(*_*;






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そうこうしている間に、交換用のコンプレッサーが届きました


アルファロメオの部品が高いのは判っていましたが、155のコンプレッサーはとてつもな
い価格でした!!


今回はリビルト品を手配できましたのでナントカなりましたが、それでも国産車のリビルト
コンプレッサーの価格の軽く「倍」はしてしまいます






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こちらも「とっても高価な」リキットタンク






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結局コンプレッサーは、車体をリフトして、下から取り外す方法しかないとの結論になり
ました^^;


メインバーまでは外さないものの、ドライブシャフトばらし、マニホールドばらし等を含む
大掛かりな作業を経て、コンプレッサーの交換を行います








(オーナー様に)お預かり期間が長くなってしまった言い訳をしているわけではございませ
んが、エアコン修理の中でも、難易度の高い作業のひとつです^^;






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ようやく取り外した旧コンプレッサー


リビルトメーカーに、再生用のコアとして返却します






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こちらはリキットタンク






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新品のオリフィスチューブです


サイクル内のフィルターの役割をします






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使用後のオリフィスチューブ


フィルターに油汚れが詰まっているのが確認出来るかと思います






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ガスは、HFC134aをチャージ






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少し長期間のお預かりとなりましたが、無事にエアコン修理が完了致しました






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以前、アルファロメオ156のエアコン修理作業を行った際は、コンプレッサー交換がエン
ジンルームの上から出来たのですが、155はレイアウトが全く違っていました


アルファのディーラーに確認したところ、8バルブの155と16バルブ仕様の156とでは、
エンジンの設計が異なる為、コンプレッサーの設置場所も別の場所に配置されているとの事で
した


正規ディーラーでも通常のコンプレッサー交換作業より、難作業として位置付けており、作業
工賃も倍以上(!!)の設定となっているようです




…勉強になりました








アルファ155、次回からはもっとスムーズに修理作業が行えそうです(^_^メ)




























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