シビックのエアコン修理を行いました
ホンダ シビック
平成１４年登録のＥＳ９です
こちらのシビックは平成１４年登録の車輌ですので、エアコンの修理を行う車としては比較的新しいのですが、エアコンスイッチを入れるとエンジンルーム内から異音がするとの事で点検を行いました
たしかにエアコンをオンにするとクラッチが入り、エアコン自体は稼動するのですが、「ギャルギャルギャルー♪(笑)」みたいな異音が発生
冷風は出て効き具合も悪くないのですが、さすがにこれはほっとけないですねー(@_@。
診断結果は、コンプレッサーの故障です
焼き付き寸前の状態でした
焼き付き寸前の状態でした
一般的にはコンプレッサーの故障はリビルトコンプレッサーとの交換修理で対応するのですが、こちらのシビックはハイブリット車！
リビルトのコンプレッサーがありません(*_*;
ホンダの初期のハイブリット仕様車の為、コンプレッサーも希少なタイプの部品が採用されていたようです
このケース（リビルト品が無いケース）では選択肢は２通りです
現品修理か、新品交換かです
修理しないよ、と云う選択肢はありません(笑)
故障したコンプレッサーを分解修理する方法と、ホンダから新品の純正コンプレッサーを取り寄せて交換するかのどちらかになります
前者はコストはさほど掛かりませんが、修理期間が掛かります
後者は部品在庫が有ればすぐに修理できますが、なにしろ部品代が高い！
純正部品ですので…
今回のオーナー様の選択は「コストが掛かっても早く修理が出来る方を」との事でしたので、ホンダ様にコンプレッサーを発注致しました
こちらのシビックは、コンプレッサー交換の作業自体も大仕事です
エンジンルーム前方からの脱着交換になりますので、フロントバンパーをバラし、ラジエターも外す作業が発生します
まずはスーパークーラントを抜いてから、
ラジエターを外していきます
ホンダ純正のコンプレッサーが届きました
サンデン製の新品コンプです
リキットタンクも同時に新品交換します
修理完了です(*^^)v
１０月になり、エアコンの最も活躍するシーズンは過ぎました
ただ、日中暑くなる日や、冬場でも除湿をするのにエアコンを稼動させる場面は、まだまだあるかと思います
エアコンの効き不良や、エアコン作動時の異音等がある場合は、早めの点検を行われる事をお勧め致します(*^。^*)
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