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くるまの電機やさん日記(新)

エアコン修理! アウディA4です!!

アウディのエアコン修理です










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アウディ A4


1998yモデルのE-8DAGAFです










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こちらのアウディは、エアコンの効き不良で点検入庫致しました


エアコンが全く効かない訳ではなく、去年の夏と比べて冷えが悪いとのこと










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点検を行うと、たしかに設定をMAXにしても冷たい風が出てきません


しかもセンターの吹き出し口と比べると、サイドの吹き出し口から出てくる風が全然冷た
くない


と云うかぬるい



エアコンのガス漏れ検知では極端な反応はなかった為、サイクルの詰まりが原因ではないか
と予測し、一般の車のエキスパンションバルブに相当するオリフィスチューブの点検を行っ
たところ…










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こんなに汚れていました


油でドロドロです


この状態ではガス冷媒の正常な噴射に支障が発生し、効き不良の原因となっている可能性が
大です










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こちらが新品のオリフィス


当然ですが、こんなにキレイ☆










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エンジンルーム内の配管を取り外し、オリフィスチューブの交換作業を実施しました










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エアコンサイクルをバラした為、ガス冷媒は再チャージ


HFC134aを真空引き後に充填です










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結果は、大成功


オリフィスの交換で、エアコンが復活しました


全体的な冷え具合も改善し、サイドの吹き出し口からも温風ではなく、ちゃんと冷たい風が
出てきます







今回のアウディA4では、コンプレッサーの故障やエバポレーターのガス漏れなど重篤な不
具合が直接関係していませんでしたので、比較的コストを抑えて修理を行う事が出来ました




エアコン自体は動作していても冷えが悪いとか、朝晩は冷えるが日中はなまぬるい風が吹き
出してくるなどの症状のケースでは、エアコンサイクルの詰まりが原因となっている場合が
あります


異状を感じながらもエアコンを稼動させていると、詰まりの箇所が更に拡大し、大掛かりな
修理作業が必要となる事例も


夏休みの長距離ドライブをひかえるオーナー様は、お出掛け前のエアコンチェックをお奨め
します


新車当時のエアコンの効きが復活する事もありますよ(*^^)v


























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