一日中雨が降り続いておりましたが、それでもエアコン修理です
雨の日の除湿・曇り止めにはエアコンは大切
フロントガラスが曇れば事故にも繋がります
夏が過ぎても、エアコン活躍の場面はまだまだあるのですよ
さて、そんなこんなでＧＴＯのエアコン修理です
三菱 ＧＴＯ
平成１０年登録のＧＦ-Ｚ１５Ａです
こちらのＧＴＯはエアコンの効きが悪く、２週間ほど前にディーラーでガスチャージをしてもらったが、やはり冷風が出ないとの事で入庫しました
点検を行うと、ディーラーさんで充填したガス冷媒は規定量が入っていました
ガス漏れではありません
でもエアコンが効かない
原因はエアコンサイクルの詰まりでした
サイクル内にゴミ、ホコリ、金属粉等が混入し、それが堆積すると、エアコンサイクル内に詰まりが生じてガス冷媒が循環しなくなります
特にガスの噴射口であるエキスパンションバルブは、詰まりが発生しやすいポイント
エキスパンションバルブをエバポレーターごと新品ＡＳＳＹで交換して対応する事にしました
こちらが取外したエバポレーター
たしかに詰まってそうです
サイクル内の余分な不純物を濾過し、取り除く為のフィルターであるリキットタンクも新品に交換します
エアコンメンテナンスの際は、サイクル洗浄とリキットタンクの交換は、必ずセットで実施致します
ガスチャージを行いエアコン修理は終了
コンプレッサー、コンデンサーなどのユニットに問題は無かったので、今回はエバポレーター交換のみで修理が完了いたしました
ガスチャージをしてもエアコンの不具合が改善しない場合は、エアコンサイクルの詰まりが予想されます
サイクルの洗浄やリキットタンク交換を普段からマメに実施していれば、避けられるトラブルなのですが、なかなかそこまでは手がまわらないと言うのが現状かと思います
サイクルの詰まり、修理でも対応出来ますのでぜひともご相談を
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