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そんな夏、ポルシェのエアコン修理作業です

ポルシェ　カレラ２

１９９４ｙモデル、Ｅ-９６４Ａです

エアコン故障、原因はエバポレーターからのガスリークです

それではエバポレーターを交換しましょう

言うのは簡単、やるのは大変

なぜならそれはポルシェだから

うちのお店に出入りする業者さんから、またポルシェ、いつもポルシェをいじってるねー、
などと言われますがポルシェは一度お預かりすると作業期間が長いのです

エアコン修理にしても、カーナビ設置にしても

ホイ来た、ハイ出来た

そんな訳には行きません

もっともそんなホイハイみたいな車はありませんが

結果、しょっちゅうポルシェが停まっているように見えるのでしょう

今回も長期入院となりました

今回のカレラでは、修理用の部品はオーナー様にお持ち込み頂きました

こちらで交換が必要なパーツをリストアップし、オーナー様がご自身でお手配されたものです

シームレスな世の中です

エバポレーター

故障の主犯です

エキスパンションバルブ

リキットタンク

そしてガス冷媒までも

パーツのご用意は完璧です

あとは完璧に近い作業を行うだけです

難関作業の燃料タンクバラし

タンクからガソリンを抜き、重量を軽くした状態で取り外します

いったん取り外した燃料タンク

このタンクの下にエバポレーターがあります

なんでそんなレイアウトになっているのでしょう

おかげで作業は困難を極めます

あとでＹａｈｏｏ知恵袋で質問してみましょう

苦労の末に取り外したエアコンユニット

手前にあるのがエバポレーターです

会いたかった

新品パーツを組み込んだら、もうお別れです

会えたのに

ブログで紹介すると簡単そうなこの作業、無事に完了しエアコンは見事復活しました

ポルシェにだってエアコンは必要です

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