レガシィB4  オーディオチューニング  …えっ!!

レガシィB4へのオーディオチューニングを実施しました

作業の様子をご案内致します





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スバル レガシィB4です

こちらのお車は、当店ではないオーディオショップ様で既にスピーカー交
換とデットニングを施工済みとの事でした


ただ、期待した程の効果が出なかったとの事で、当店へ更なるチューニング
をして欲しいとの事でお車をお持ち込み頂きました


ご期待に沿えるように、仕上げて行きたいと思います(^_-)-☆






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B4のヘッドユニットは、ALPINEの1DINデッキを採用中


センターポケットに、カロッツェリアのインダッシュモニターナビが装着し
ていました






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お客様のご意向をベースに打ち合わせの上、パワーケーブルをバッテリーよ
り直接引きなおす事にしました


4ゲージのケーブルで、直電源を取り込みます






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電源は、いったんヒューズブロックに接続


ブロックのターミナルから2分配し、片方をHUの電源供給用に使用します


残りのターミナルは、将来アンプやウーファーを設置する時の為に空けてお
きます







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ヒューズブロックは、こちらも助手席のシート下に配置します


この場所には、後席用のヒーターダクトがある為、スバル純正部品のナビゲ
ーショントレイを使用し、ダクトを分配して対策します






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ターミナルから、HUまでの電源用に使用する8ゲージのケーブル






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HUからのスピーカー配線も交換します


スピーカーケーブルは、ヘッドユニットのアンプとスピーカーを繋ぐ唯一の
部品です


このケーブルを高品位なものに換える事で、音質向上の効果は確実に期待出
来ます



効果の度合いは、聴き比べて頂く以外には無いのですが、中低音域のパワー
アップと、トゥイーター域の音像の明確化は、はっきりと感じ取れると思い
ます






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エンジンルーム内のバッテリーターミナルに、パワーケーブルを接続します


接続後、ケーブルを室内に引き込みます


4ゲージと、太いケーブルを選択したので、この引き込み作業がかなりの作
業量になります(汗)






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助手席のシート下に、ヒューズブロックを設置



ヒーターダクトが分岐されているのが確認出来るかと思います






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ヒューズには30Aの、配線ヒューズを選択しました

HUの電源用としては充分な容量です






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作業の際には、助手席シートを取り外して作業します

シートを前後に動かしながら作業するより、安全確実!作業性もアップしま
すので、手っ取り早く外してしまいます(^_-)






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シートを戻し完成です


電源関係の作業はこれで終了です






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次に、スピーカーケーブルの交換です




…ドアパネルを外した時に「事件!!」は発生しました\(◎o◎)/!






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オーディオ専門ショップで、スピーカー交換とデットニングを施してると聞
いていたのですが、パネルを開けてみると、とんでもない事になっていまし
た!






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ご覧の通りです


デットニングらしき事はしてあるのですが、なんと、防水シートの上から
カームフレックスやイーディケル等のデットニングシートを貼り付けている
のです






これは、デットニングではありません!!






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防水シートの端部が浮いているのは論外としても、ドアクリップや配線関係
もテープ材で固定されていません

これでは密閉性も確保出来ませんし、ビリツキやビビリ音等の雑音の発生を
全く回避できていないものと思われます



たしかに、「オーディオショップでデットニングを行った」と聞いていましたが、
聞き間違ったかと疑い、思わずお客様に電話をかけて状況を確認して
しまいました


もしかしたら、お客様がご自身で施工されたとか、友人に頼んでやってもら
ったとか…


でも、答えはやはり「ショップで施工しました」との事でした





…なにか、凄くショックを受けました


同業者として、とても残念ですし、やるせない気分です


他のショップも、同じような事をやっているなどと思われてしまう事もある
かと思うと悔しい気持ちです…





まぁ、こちらの思いはともかく、いちばん困っているはお客様ですので、
当店でデットニングを施工し直しましょうかとご提案致しました


非常にお気の毒に思いますので、特別価格で対応しますと申し出たのですが、
あえてこの状態で施工を行ったショップにお車を持ち込んで、どういう事な
のか確認してみるとの事になりました






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デットニングを現状のままでお引渡しをするのは心苦しかったのですが、
とりあえずシートの端部が浮いてしまってヒラヒラしている部分だけは、
当社にて簡易的にテープで密着させました



もしクレイム対応してもらえる事になったとしても、こちらのショップ様
の信頼度は低いのでは思います


技術面でも、サービス対応面でも


ご不安なようでしたら、当社でリカバリー対応致しますのでぜひお申し付け
下さいませm(__)m


せっかくパワーサプライを安定化させ、スピーカーケーブルまで交換しまし
たから、当社も完成された状態での「音」を確認してみたいとの気持ちも強
くあります


何卒宜しくお願い致します












いずれにしても、施工されたショップ様を糾弾するつもりはサラサラござい
ませんが、どうしてこのような事になったのか、後日こちらのB4のオーナ
ー様には、お聞きしてみようと思います


なにか特別な事情があったとしたら、それはそれで「実に興味深い!」です
し(笑)






たしかにデットニングはドアパネル内部の作業ですので、施工終了してドア
を元に戻し、「終わりました」とお車をお引渡ししてしまえば、たいがいの
お客様はドアパネルを外してまで状況を確認しようとは思わないと思います



でも、そういう問題では無くて、プロショップの意識とかプライドとか、も
っと言えば企業コンプライアンス…



って、やめときます(^_^メ)








世の中には色々な事が起きるものです













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