フリップダウンモニター取付の秘密!
最近の当店では最も得意としている作業のうちのひとつ、フリップダウンモニターの取付の様子です
取付車輌は日産セレナ/C25です
ディーラーオプションの純正ナビゲーション装着車輌です
取り付けるモニターは、これもベストセラーモニターのALPINE「TMX-R1100」です
10.2インチサイズのモニターですが、車内で見るにはちょうど良い大きさたたんで収納した時には、フラットになるので邪魔にもならず、しかもデザイン性が高いと言うのが人気の理由だと思います
今回のオーナー様のセレナはツインサンルーフ仕様でした
う~ん、フリップダウンを付けるにはナカナカの難敵かも知れません^^;
当店のこだわりは、配線は一切見せずに美しく取り付ける事、そしてもちろん、しっかりと取付接続を行う事です
大型のモニターですので、ある程度の重量があるのですが、取付後にグラグラしたり、内張りがモニターに引っ張られて落ちてきたりしないように工夫と仕掛けを行って取付作業を進めます
サンルーフの開口部の隙間から、内張りとルーフの間を覗いた画像です
完全に空洞かと思われたルーフ内部ですが、中央部にサンルーフを開閉させる為の駆動モーター、両サイド部に内張りを天井に固定する為のマジックテープを端部に付けた金属部分がある事が確認出来ました
ここがポイントです(^^♪
約1.5Kgの重量があるフリップダウンモニターを、内張りのみに固定するのは将来的に非常に不安です
走行時の振動等により、徐々に内張りがモニターの重さにより垂れ下がってきてしまう懸念がある為です
このようなトラブルを避ける為、当店でフリップダウンモニターを取り付ける際には、内張りのみでなく、必ず金属部分にモニターの取付台座を固定するように施工します
内張り内の金属部分に、自作の金属ステーでモニター取付用のベースを作製します
内張りを戻した後、フリップダウンモニターに同梱の金属台座を、内張り内のベースにボルトで固定します
内張りを戻した後、フリップダウンモニターに同梱の金属台座を、内張り内のベースにボルトで固定します
この作業により、重量のある、或いはサイズの大きなモニターも確実にルーフに固定する事が出来るようになります
ルーフ内のモニター固定用のベースを作成する為の金属ステー等です
お車のルーフ内のレイアウトにより、使用するステーの種類や長さを変えたりして対応します
ルーフ内に金属製の固定用ベースを装着した後です
ボルトで固定して、内張りを上下で押さえ付けてしまいますので、残念ながらベースを固定した状態の画像は撮影できません!!
もったいぶってお見せしない訳ではございませんのでご容赦を^^;
内張り内の固定用ベースから、室内側にビスを出します
このビスにフリップダウンモニターの取付台座を固定します
台座を固定後、モニターを装着した様子です
後部座席側から見て、モニターの手前に見えるのがサンルーフのスライドスイッチです
このスライド機構のモーター部に、金属ステーを固定しました
しっかり、強固に取付けてありますので、多少引っ張ってもビクともしません!
お子様がぶら下がらない限り(!?)、大丈夫だと思います(笑)
モニターとナビを接続する、RCAケーブルや電源配線等も全て内張りの内側を通しましたので、室内もスッキリしています
何も無いルーフの真ん中に、モニターのみが装着していますので、純正品のような雰囲気に見えると思いますが、いかがでしょう?(*^。^*)
今回は、フリップダウンモニターと同時に、地上デジタルチューナーの取り付けも行いました
アンテナを追加し、4チューナー×4アンテナ仕様にしました
データー放送の受信が出来ない機種ですが、受信感度等は非常に良いので、当店お勧めのモデルです!!
地デジチューナーの純正ナビへの入力は、ナビユニット背面のRCAコネクタを使用
地上デジタル放送受信中のナビモニター画面
とてもキレイです
DVD再生中のナビモニター画面
やはりキレイです
同じくDVD再生中のフリップダウンモニターの画面
TMX-R1100は、モニター本体にルームランプ代わりのランプが装着されています
また、モニターのサイド部にはブルーLEDの照明が付いています
車種によっては、ドア連動させる事も可能ですし、オンオフスイッチで切り替える事も出来ます
ALPINEからは、フリップダウンモニターをルーフに固定する為の、スマートインストールキットが車種別に用意されています
ただ、価格が非常に高価なのと、スマートという名称の割にはボテッとした外観のモデルが多いので、イマイチな印象です
キットにモニターを装着した上でルーフに取り付けますので、天井高さがかなり低くなるのも気掛かり…
モニターのおかげで悪くなった後方視界が、より悪くなるような(・。・;
ルーフの構造上やデザインの問題で、スマートインストールキットを使用しないとならないお車もございますが、モニター台座分のフラットスペースがルーフにある車種ならば、下地補強をして直接装着するやり方がお勧めかと思います(*^。^*)
フリップダウンモニターの取付には、室内天井の内張り脱着や配線の目隠し処理等の専門技術が必要です
単純に取付するだけであれば、量販店様やディーラー様でも可能かと思います
ただ、仕上げの美しさや、しっかりとした取付下地を作っての施工品質をご期待であれば、絶対の自信を持つ電装専門店の当社におまかせ下さい
輸入車、国産車とも経験多数です
ウエルカム(^_-)-☆ |
くるまの電機の事ならおまかせを!! |