ヴォクシー! エアコン修理は電装店がおすすめな理由!!
エアコンが効かなくなってしまったときに、とりあえずカーショップやガソリンスタンドでガスチャージをしてみて様子をみるというパターンがあると思うのですが、これってどうなんでしょう
ってお問い合わせをいただくことがあるんですが、どうなんでしょうね
自動車電装専門店の立場で言えば、エアコン修理に「とりあえず」はないような気もするんですが、お客さまのご希望がとりあえずならば、とりあえずやってみないこともございません
とりあえず、ヴォクシーのエアコン修理作業です
トヨタ ヴォクシー
DBA-ZRR70G
平成22年登録のお車です
エアコンスイッチを入れても冷風が出たり出なかったりのこちらのヴォクシー
カー用品店でクーラーガスを入れてみても、なにも症状が変わらず、とのことでのご来店でした
取り外したコンプレッサー
比較的新しい車両に採用されている可変型のコンプレッサーですが、圧縮不良が発生していました
この年代のトヨタ車のコンプレッサーは、同様のトラブルが多い印象ですね
メーカーリンク品のDLコンプレッサーで交換修理
圧縮不良が発生しているコンプレッサーに、とりあえずクーラーガスを充填してみてもなにも事態は変わらないのでございます
コンプレッサーの症状は目詰まりとガス漏れ
下の新品コンプレッサーの画像と比較していただければ、フィン部分の変形や汚染をご確認いただけるかと思います
こちらが社外新品のコンデンサー
冷媒を冷却する重要な役目を果たすコンデンサーですが、その目的ゆえ常に外気にさらされます
ほこりや虫、ときには石なんかが飛び込んだりきてしまい、自然にダメージを受けてしまうものなのです
こちらは高圧側のエアコンホース
ガス漏れのため、交換になります
新品の高圧ホース
狭いエンジンルームにレイアウトするには、フレキシブルなゴム製ホースが必要になります
そしてそのゴム部分が劣化してガス漏れが発生
これは消耗部品と捉え、メンテナンスしていくパーツです
エキスパンションバルブも新品交換
冷媒噴射部分に異物が詰まりやすく、動作不安定の要因になります
こちらもメンテナンスのタイミングで交換を
部品交換後はガスチャージ
新ガスのHFC-134aを充填し、エアコン修理は完了です
ヴォクシーのエアコン修理作業、本日も無事に終了
とりあえず、ではなくしっかりエアコンを直せるのが自動車電装専門店
まずは原因をしっかり究明してから対応しますので、納得の修理が可能ですよ
ぜひご相談のほど(^_-)-☆
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