プジョー308SW! 輸入車のエアコン修理はこのお店で!!
輸入車の修理や整備は正規ディーラーに限るよね
そう思われている方が多いかと存じます
たしかに特殊な技術や知識が必要だったり、あるいは部品や工具までもが国産車とはだいぶ異なることもございます
しかし、こと電装系、とくにエアコン修理やメンテナンスに関しましては自動車電装整備店にご依頼いただくのが確実です
なぜか
どうしてなのか
こたえてちょうだい
はい、こちらの作業ブログ記事をご一読ください
プジョーのエアコン修理作業でございます
プジョー 308SW
ABA-T9WHN02
2015yモデルのお車です
エアコンの冷風が出なくなり、ディーラーさまでガス漏れと診断
クーラーガスを充填したものの、1か月で再度エアコンが利かなくなってしまったというこちらのプジョー
今度は風が冷たくないだけではなく、異臭までするようになったとのことでお困りです
お見舞い申し上げます
ガス漏れという原因を追究しながらも当該箇所を修理せずにガスチャージ
水が漏れているバケツに水を足しても、やがては水がなくなります
ガスが漏れている状態でエアコンサイクルを稼働させたため、コンプレッサーから異音が発生し焼き付きが発生しています
お客さまが異臭と感じたのは、このコンプレッサーがロックしかかっていたためですね
コンプレッサーを新品交換
こちらはガス漏れの原因個所となったコンデンサー
黒くにじんだ箇所がリークポイントです
冷媒と一緒にオイルが漏れだし、油分に塵埃が付着するために黒い汚れがはっきり表れます
交換するコンデンサー
国内に純正部品在庫がなく、稀少車のため適合社外品もありません
このためお客さまにお時間をいただき、本国フランスからコンデンサーを取り寄せました
本来コンデンサーのガス漏れが確認できた時点で交換対応していれば、コンプレッサーの故障は発生しなかった可能性もあります
シンプルに漏れが発生しているコンデンサーだけを取り換えて修理は完了
コンプレッサーは無事なので無交換、はいおしまい、みたいな
エアコン修理はその場しのぎのガスチャージで対処してしまうと、連鎖的に他のサイクルにも故障が発生してしまう懸念があるという事例です
プレッシャースイッチ
こちらも新品交換
部品交換後はガスチャージ
新ガスのHFC-134aを充填し、エアコン修理は完了です
プジョーのエアコン修理作業、本日も無事に終了
ディーラーさまではガスチャージではなく修理も可能だが、費用をかけても直る保証がないと言われたそうです
直るかどうかわからないのは、故障原因を正確につかめていない証左ではないかと
(それでも修理を請け負うという豪胆さが羨ましい)
まずは点検診断と原因特定、それからの修理可否判断を実施するのがセオリーです
もちろんエアコン修理が得意なディーラーさまも多数あるかと思います
でもちょっと不安だな、せっかく直すなら確実な方法を選びたいなとお考えでしたら、迷わずくるまの電機やさんをご指名ください
経験豊富なエアコンドクターがお待ちしております
この記事を書いたのは…
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