日産グロリア! 昭和の名車のエアコン修理です!!
ファミレスでアルバイトしていた学生時代、バイト仲間の女の子がグロリアに乗って通勤していてびっくりしたわ
お父さんのグロリアだよと言ってたけど、50ccの原チャリで鼻を垂らしながら通ってた僕なんか、相手にしてもらえなくて当然だったよなと、今になっては思います
(BGMはZIGGYでお願い)
そんなグロリアのエアコン修理作業です
日産 グロリア
E-Y30
昭和61年登録のお車です
最近購入されたというこちらのY30グロリア、過去の修理歴は不明です
ただ他社さまでエアコン故障を点検したところ、ガス漏れが発生していることが判明
しかし、残念ながらメーカーでの部品の供給が終了しているため修理は不可能と判断されてしまった模様です
そこでGoogleで「グロリア エアコン修理作業」と検索したところ当社がヒット
およそ230km離れた当社を目指して出発
いまに至る
というわけでございます
(すいません、後半は想像です)
異音も発生し、圧縮不良となっていたコンプレッサー
もしかすると新車時から無交換かもしれません
こちらは純正部品はもちろん、タマ数が少ないためリビルト品も流通していません
そこで現品ベースのリメイクを実施
コアのみを流用し、あたらしいコンプレッサーを製作しました
エアコンホースのガス漏れを確認
こちらも純正パーツは製品廃止となっております
高圧ホース,低圧ホースを現品修理
耐圧ゴムのホース部分と金属製ジョイントをカシめ、あたらしいエアコンホースの完成です
室内側のエアコンユニットもガス漏れしていました
エバポレーターをASSYでリメイク
エキスパンションバルブ,チューブを含め、あたらしいエアコンユニットとの交換を実施です
新品のリキッドタンク
こちらはリビルト品はありませんし中古品を取り付けるわけにはいきませんので、適合する社外品を見つけて対応しています
部品交換後はガスチャージ
旧ガスのR12を充填し、エアコン修理は完了です
グロリアのエアコン修理作業、本日も無事に終了
遠方までのご来店、誠にありがとうございます
また部品リメイクにつき、お待たせしてしまい申し訳ございませんでした
無事にエアコンが復活してほっとしておりますが、また電装系のメンテナンスが必要な場合はご用命くださいませ
高級セダンの「栄光」に、いつまでも寄り添わせていただければ幸いです
この記事を書いたのは…
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