150系ランクルプラド! DOPナビに純正後席モニターをつけてます!!
トヨタディーラーさまからもお問い合わせの多いこの作業、純正ナビへの純正モニター取り付け作業
純正品の設置なら正規ディーラーさんの得意分野ではないかと思いがちですが、プラドの場合にはこの組み合わせはNGなのです
NGに挑み続ける創業70周年の自動車電装専門店、くるまの電機やさんのお仕事です
(そんなに大袈裟なのものでもありませんが…)
トヨタ ランドクルーザープラド
CBA-TRJ150W
令和4年登録のお車です
プラドに取り付けるモニターはこちら
トヨタ純正オプションの「V12T-R68C」
その名の通り大型12.1インチ液晶の後席フリップダウンモニターです
今回のプラドはサンルーフ仕様車
フリップダウンモニターを取り付けるべき場所との干渉が気になりますが、創業70周年の意地にかけてもやり抜きます
生活の維持の方も大切ですし
プラドに装備されているのは「NSZT-Y68T」
販売店装着のディーラーオプション(DOP)ナビです
そもそも外部出力があるのかないのかの表現もあいまいなこの機種ですが、車種によっては後席モニター接続の設定もあるので、あるといえばあるのです
わかりますか
HDMIでもなくもちろんRCAでもないナビとモニターの接続ケーブル
デジタルハーネスと呼ぶことにしましょう
このデジタルハーネスの発見により、純正ナビと純正モニターの距離がぐっと縮まりました
しかし大きな問題がここに
もともとランドクルーザープラドには純正モニターをつけられる設定になっていませんので、モニターに電源を供給する配線がありません
モニターを稼働させるためには他車用ハーネスのカプラーのみを流用し、数種の配線を信号解析しながらカットして延長する作業を繰り返す必要があります
自作の電源供給用延長ケーブル
これはディーラーでは断られますね
さらに難題
モニター設置対象車種ではないために、固定用の下地が整っていません
重量のある12.1インチモニターを取り付けなければならないのに…
その問題はこれで解決
当社ではあらゆる車種にモニターをダイレクト設置すべく、アタッチメントをワンオフ製作しています
車種別のライニング内フレイムレイアウトに合わせ、パネルとステーを組み合わせて固定用の下地補強材を作る、地味な作業でございます
地味な作業の甲斐あって、純正フリップダウンモニターがジャストフィット
美しく、自然な仕上がりです
シェードを引き込んで、サンルーフを開放
モニターをつけても、問題なく開閉できますのでご安心ください
さて、純正ナビのDVD画像を入力してみましょう
この高画質
さすがデジタルハーネス
純正部品、おそるべし
地上デジタル放送を受信中の画面
こちらもこのクオリティ
圧倒的に美しい高精細HDモニターは、ランクルプラドにもはまるのです
ランドクルーザープラドへの純正フリップダウンモニター設置作業、本日も無事に終了
この画像では純正ナビと後席モニターで同じソースを映していますが、個別再生(=ダブルゾーン)機能もあります
その様子は、別のプラド車での取り付け事例をこちらでご参照ください
プラドへのフリップダウンモニター設置作業は、経験値の高いくるまの電機やさんにおまかせを(^^♪
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