HCR32スカイライン! 旧ガス(R12)仕様車のエアコン修理です!!
例年4月頃になるとエアコン修理のお問い合わせが増えるのですが、今年は立ち上がりが早い模様です
まだ3月初旬ですが先を見据えたカーエアコンメンテナンスのご相談が続々と…
いい傾向でございます
これには今どきの旧車人気爆上がりの影響があるのかもしれません
ヒストリックカーのエアコン修理、ぜひとも当社におまかせください
日産 スカイライン
E-HCR32
平成2年登録のお車です
こちらのHCR32スカイライン、20年ほど前にディーラーさんでエアコン修理
その後は町工場で手入れをしてもらっていたそうですが、ついに本格的なメンテンス作業を実施すべきタイミングがきたようすです
エアコンスイッチを入れても温風しか出てきません
これでは夏も、春さえもお迎えできませぬ
エアコンサイクルの起点であるコンプレッサー
ここで圧力を作らないことには冷媒が循環しません
点検を実施したところ、内部コイルの焼き付きが判明
圧縮不良にて要交換
それでは日産さんから新品コンプレッサーを取り寄せて…
といきたいところですが当該部品は既にメーカーでは製品廃止、販社であるディーラーでも在庫払底です
ここで力を発揮するのがくるまの電機やさんこと自動車電装整備業者
つまり当社ですね
とっくの昔に製品流通が終わってしまったような部品でもリビルトコンプレッサーでの修理が可能です
リビルト品さえ見つからないようなケースでも、現品修理に対応できます
今回もお客さまの同意をいただき、現車コンプレッサーをベースにしたコンプレッサーリメイクを実施しました
出来上がりは画像のとおり
新品コンプレッサーのように仕上がります
見た目だけで判断するのはあれなんですが、見た目の通り劣化が進んでガス漏れしていたエバポレーター
室内(車内)側の気化蒸発装置器です
アルミ部分が水分により腐食してしまい、本来の機能が発揮できません
こちらもお取り換え
エバポレーターも日産純正部品は入手困難なのですが、社外品を使用するという手があります
(価格も純正部品より安い!)
付属品のエキスパンションバルブ,チューブも新品にリセット
冷媒センサーとインテークセンサー、ふたつのセンサーも交換しています
部品交換後はガスチャージ
旧ガスのR12を充填し、エアコン修理は完了
旧ガス仕様車には変性フロンや代替フロンは使用厳禁
真正品の純正冷媒を使用しましょう
HCR32スカイラインのエアコン修理作業、本日も無事に終了
あきらめていた部品供給終了車へのカーエアコン修理、ここでなら実現できますよ(^_-)-☆
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